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【無料】あと260日:師匠からの激励

9月14日
 にわかに忙しくなってきた一週間。相変わらずCDの制作が佳境に差し掛かって、毎日文章を書いてはサトリデザインさんに送信し、デザインに反映されたものを修正して、を繰り返している。最初はおぼろげだった全貌が今ではくっきり見えてきて嬉しい。しっかり魂込めて作っている。

 そんな作業を通奏低音に、8日は名古屋・乗西寺で独演会。前回は笑二と呼んでもらったのだけど、今回は休養中ということもあって独演会で伺った。この会は落語ファンの方と、落語初心者の方とが見事なバランスで混ざっているから他の会にはない雰囲気が充満している(それは嫌な類じゃなくて、心地よいもの)。副住職はじめ、関係者皆さんによくして頂いて演者冥利に尽きる。今回は昇進祝いのケーキを用意してもらっていた。感激。

 9日は公推協杯の打ち合わせがあった。本選の案内役を仰せつかった。もともと本選の2月21日は真打昇進予定日の前日だから、さすがに忙しさのピークだろうからオファーを断ろうかなともよぎったのだけど、去年も忙しいなかわん丈さんが引き受けていた後ろ姿を見ていたから自分も少しでも貢献できるなら、と覚悟を決めてお受けした。が、結果昇進日が6月になったから、もはやなんの問題もなくお手伝いできることに。夜はしのばず寄席。『犬旦那』が炸裂した!どうでい!

 10日は昇進直後に予定している最初の披露目の初打ち合わせ。自分の力だけじゃできないことをやろうとしていて、そこはこれまでのご縁に最大限頼ることにしたのだ。どんな披露目をやるのかは秋ぐらいに発表できると思います~。

 12日は一門の皆さんに昇進の挨拶回りへ。葉書でご案内は出してあるのだけど、直接お目にかかってご挨拶するのが慣例。スーツ姿での移動にこの暑さは答える。隣には同じく披露パーティーのお礼に来られているらく兵兄さんが同じく着慣れていないスーツ姿で。

 13日、今年も若水会の各園で祖父母を招く会に呼んでもらっている。もう10年の付き合い。いよいよ真打昇進の報告ができて自分も嬉しい。

 14日は京都独演会。志ら乃兄さんに来てもらった。前回は初回&師匠がゲストということでお客様もたくさん集まってもらえたけど、2回目の今回はどうかしら、と内心心配していたけど、皆さんの御尽力で盛会となった。終演後は志ら乃兄さんとのの一さんと祇園や八坂神社散策へ。地元に先輩・後輩がいる不思議さ。

 連日の稼働でだいぶ心身が疲れてきていた。が、今日、師匠にお願いしていたCDのための文章が届いて、それを読んだらすっかりやる気が漲った。まだまだこんなところで落ち着いている場合じゃないんだと初心を思い出させてもらえるすごい文章だった。ぜひ皆さんに読んでもらいたい。

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