毎日マクラ「つ」☆twitter☆
※以下は落語の冒頭でお話するマクラです。洒落です。
私が「普段どこにいるんですか?」って聞かれたら、だいたいTwitterにいますね。
今もまさに、Twitterにいるところです。Twitterのホームが家みたいなものですから、ステイホームを忠実に実行しているんですよ、Twitter上にいる限りは(笑)
本当に、Twitterをやってないということは、すでに不要不急の外出をしているといって間違いありません。皆さん、はやくTwitterに戻ってください。
Twitterを既におやりになっている皆さんならおわかりのことだと思うんですが、ろくな人がいませんよ(笑)
私もあの人もこの人もそうなんですが…このことに気づかない人もたまにいたりします。
Twitterは、疑うことが信じることになるような逆説です。否定するんじゃなくて、否定や肯定を判断する手前の、なんとなくあることを肯定しているような状態の乱立です。
もっと言ってしまえば、意味なんてないです。ただただタイムラインがあるだけです。
鴨長明とかからしたら、川にしか見えないと思いますよ。行く川の流れは絶えずして…って真理に気づきますから(笑)
Twitterにあっても、同じなんですよ。各ツイートなんて、それぞれなんの意味もないですから。水の流れみたいなもので。
なんで流れてるかよくわからない。ただ流れてる。よく見てみるとなんか文章になっていて、意味ありげなんだけど、真剣に読む気にはなれない(笑)
ただ、なんとなく意味が頭の中に入ってきちゃいますから、それで色んなことを思ったりするかもしれませんが、すぐ忘れちゃいますね。
もう、あふれてるのは、ツイートのためのツイートばかりですよ。ツイートする理由がツイートですからね。そこがTwitterで、ある以上は!!ツイートをしなければならないんです。
人間の生きる意味、なんだかわかりますか? これはね、よくわからない。
とりあえずのところは、意味は見つからないんです。意味は、ない。
しいていうならば、生きることなんですよね。この世に生まれたことが、その意味なんです。
だから、だからですよ、人はツイートしなければならないんです。
Twitterで何かを言いたい、ただ呟きを水に流すようなことでなく、何かを言いたいのだという人は必死ですよ。そんなに力を入れて生きてどうするの?ってくらいに。
これが不思議なところで。ツイートなんてただただ流れていけばいいものを、水害みたいなことが起こったりして。救助隊をおくらなくちゃいけないこともある。
今まだTwitterは、流れるにしても汲み取り式なんですね。早いとこ水洗にしないと文化的な最低限度を…