動脈硬化とアンチエイジングに ポリアミン
「人間は血管から老いる」と言われます。その主な原因は動脈硬化です。 動脈硬化が進行すると、心臓病や脳卒中などの死に至る病気を引き起こしてしまいます。
血管をゴムホースに例えてみると、動脈硬化が分かりやすいと思います。 ゴムホースが新しく丈夫であれば、勢いよく水を流しても、ゴムホースは傷ついたり破れたりすることはありません。血管も同じことです。丈夫な血管であれば、心臓から沢山の血液が送られてきても問題なく流れます。
しかし、ゴムホースが古くて硬くなってしまうと様子は変わります。 古く硬くなったホースは弾力性が失われてきます。そこに勢いよく水をながすと、水圧に耐えられずに簡単に破れてしまいます。
動脈硬化は古く、硬くなったゴムホースと同じです。血管が破裂してしまったり、詰まったりして脳卒中や心臓病を引き起こしてしまいます。
そもそも動脈硬化を起こす原因は何でしょうか?
原因は、老化と悪玉コレステロールです。
動脈の内側に悪玉コレステロールなどの脂質が溜まってくると、血管内が狭くなり、血管壁をもろくしてしまいます。
すると動脈硬化が起こってきます。
そして最近の研究によりもう一つ動脈硬化の原因になる黒幕が分かってきました。その黒幕は動脈の炎症です。動脈硬化は血管内の炎症によって進行していきます。
逆に考えれば、炎症を抑えることが出来れば、動脈硬化を抑えることができ、それによる病気や老化の進行を抑えることが出来ます。
動脈硬化は、老化の一種
動脈硬化は、炎症によって起こる
炎症を起こす大元の原因は、免疫細胞のリンパ球からでるLFA-1です。
歳を重ねていくほどリンパ球からLFA-1の増加が遺伝子(DNA)レベルで生じていることが報告されています。
研究が進み、動脈硬化の大敵であるLFA-1をおさえる成分としてポリアミンが注目されています。
ポリアミンとは、約300年前に近くに発見された、さまざまな生理活性を持つ、低分子有機化合物です。
もともとポリアミンは、すべての生物(微生物、植物、動物)の細胞内でアミノ酸から合成され、細胞の増殖や生存に必要不可欠なものです。
しかし、加齢とともにポリアミンを合成する酵素の活性が低下し、体内のポリアミン濃度は減少していきます。減少してしまうポリアミンですが、食品やサプリメントから補うことが可能だと言われています。ポリアミンは、消化管(胃や腸)からの吸収がとても良いことが分かっています。
体内のポリアミン濃度が高い人ほど、免疫細胞からでるLFA-1の量が少ないことが立証されています。高ポリアミン食を積極的にに食べることで動脈硬化の予防・改善をすることがアンチエイジングに結び付くと考えます。
このポリアミンですが、食品の中では大豆醗酵製品である納豆、味噌、醤油、その他鶏肉やキノコ類にもポリアミンが多く含まれています。
また、サプリメントの核酸にも含まれています。
当店が取り扱っている核酸DNAリペアルは、多段式バイオリアクター製法という舌を噛みそうな名前の製法により従来の製法より、特にポリアミン含有量が多くなるのが特徴です。
体内の炎症を抑える製品は色々ありますが、簡単に続けやすい核酸DNAリペアルを摂り入れてみられることをオススメします。
ポリアミンが豊富に含まれている核酸DNAリペアルは、老化防止のカギ、アンチエイジングのカギになります。
まとめ
●ポリアミンが年齢とともに不足していくことは、ターンオーバーが長くなっていく要因のひとつです。
特に、シミやくすみは、表皮基底層で生成されたメラニン色素が表皮に現れたものであるため、新陳代謝を促進することで、肌の透明感を向上することができます。
●ポリアミンには、血管の炎症を抑制する作用があるため、動脈硬化を予防する効果があります。
●ポリアミンは、細胞分裂を行う際に、古い細胞内の遺伝子のコピーを生成したり、遺伝子の情報を翻訳したりする役割があります。ポリアミンが不足した場合、細胞の生まれ変わりを行うことができないということです。
加齢によって減少するポリアミンを補うことで、新陳代謝を促進されていきます。