48歳の就活番外編 お酒の資格だけで食べていけるのか?
きき酒師やソムリエの資格だけで、職業として飯を食べていけるのか?
敢えて付け加えるならば、お酒関係の上位資格を取得する事で飯を食べて行けるのか?
この件に関して、今回の就活において敢えて自分自身を的にして、インディードにおいて日本酒関係の上位資格や表彰経験、活動履歴を全面に出して、試してみました。
結果を申し上げますと、現在までの職務経歴書と合わせ技であれば、ある程度、飲酒関係や酒類関係で興味を示し面接までは到達でき、尚且つ企業様によっては、最終面接、又は内定まで頂ける事が理解出来ました。
ただし、収入や条件に関しては、全く別問題になります。
35歳の時の転職時と48歳の転職で感じた違い
また、中高年の方に関して、当然ながら実務処理能力プラスαの部分において、一つの分野でのハイスペックな能力に関しては一定の評価が得られるなって感じました。
一方で、アンダー35においては、私の経験から行きますと、社会人としての基礎能力と一定以上の実務に置ける経験があれば、多少粗削りであっても優良企業様や有名企業様へ就職出来るチャンスは多いにあると思います。
要するに、50歳前後で要求されるのが、実務における一定のマネジメント能力で、アンダー35においては、実務における伸び代の部分と長期勤続能力で、言い方を変えれば、三振が多くてもホームランを打てる能力と弱点を克服出来るだけの思考力と人間性が有るかどうかと社会人としての基本が出来て居るかどうかを問われます。
飲食・観光業界に置いてアルコールの売上を伸ばすためにも
現在の飲食や酒類、食品、観光業界において、きき酒師やソムリエ、フードコーディネイター、栄養士って方々を考えた場合、何だかんだで、資格を取って生かせるプラス社会人としての基本を如何に身に付けられるか?尚且つ、その方々を生かせる能力があり生活の面倒まで見れる能力がある企業がどれ位あるのか?って考えると、資格保持者を増やす努力以上に理解を示し尚且つ生かせる企業を増やせるかどうかを今後問われるなって感じました。単純に資格保持者を雇うのではなく、企業としてどう活用できるのかも問題になりますし、資格保持者の側でも、如何に企業のニーズを読み取る事が出来るのかも問題になると思います。