資格保有者の自己責任について
コロナ渦で観光業界は厳しい局面にさらされましたが
たまたま会社で観光業界関係の近ツリのコロナ事業に絡む過大請求の記事を読んでいて、私が疑問に感じた事がいくつか有りました。
1、不正に関して何故バレないって考えたのか?
2、旅行業務取扱管理者で有れば、こうした問題が発生した場合、ほぼ100%個人の責任が、現在の判例から問われますけど、個人の責任について、追求される事を何故考え無かったのか?
3、サラリーマン、特に国家資格所有者、又は民間資格であれ上級資格所有者で有れば、正直会社や周りの人間を100%信用したらアカンって、個人的には考えていますが、そうした事を何故考え無かったのか?
実際、コロナが逆に追い風になり、コールセンターや国の全国旅行支援に対する事務事業により、1部の大手旅行会社は莫大な利益を受けたのは事実です。
一方で、旅行支援や雇用助成金関係で不正が発覚し、企業や観光関連業社で処分を受けた企業や個人が沢山存在します。一方で、雇用調整助成金や旅行関係の助成金に関して、当局からの入金が遅く、一部の観光業社や飲食店において資金面で苦労された企業も多かったのは事実と思います。
資格所有者や企業の役職者の個人責任について
担当業務に関して、何らかの国家資格を所有する場合や担当業務の責任者に関して、以前なら会社に責任問題が発生し、個人に関して責任追求が行われる判例は余り有りませんでしたが、最近では個人に対する責任の追求が当たり前になりつつあり、この先、民間資格所有者であれ、業務に関して管理責任を厳しく追求されるようになるのは確実って感じます。
裁判所は人を見る事を考えると
担当業務の資格所有者の場合や担当業務の責任者に関して、担当業務に関して何らかの不正が発覚した場合、公的責任、個人として実刑判決や書類送検が行われるのが、令和の世の中ですし、資格所有者に関して、個人の責任問題が年々厳しくなりつつ有るように感じますし、国や自治体以前に会社内部でコンプライアンス違反が発覚した場合、社内での処分が今後は普通になるって感じます。
資格イコール高収入への近道では有りますけど、資格所有者イコール個人の責任追求の的になる可能性が非常に高い事も事実って、最近肌で感じますし、自分の担当業務の高いレベルでの管理能力が要求されるって記事を読んでいて感じました。