就職氷河期世代の人間として感じる事
中坊時代は日本はバブルの真っ最中
私も就職氷河期時代世代の人間で、私が社会人になるかどうかの時代について言えば、山一証券の破綻に始まり、都銀の北海道拓殖銀行が破綻し、不良債権問題により都銀の再編が行われ、その後にオウム真理教の事件や911のテロ、阪神大震災といった社会的な大事件が数多く発生しました。
一方で中坊時代と言えば、日本のバブルの最盛期でニューヨークにある有名なビルを三菱地所が購入したり、JAPAN AS NO1の書が出たりと正に日本が日の出の勢いで経済発展を遂げていた時期でした。
私の場合、ホテル学校を出て就職しその後大学に入った
ちょっと経歴が人と異なる特殊な経歴なんですが、高校卒業後、ホテル学校に行って、その後就職し、1年半でやめて、翌年から通信制の大学に通い4回生の時に就職しましたので、今でも履歴書を見せるとすごく不思議な目で見られます。
ただし、大学卒業の時の就活を今でもすごく覚えていますけど、全く就職先がありませんでした。たまたま、中途採用の形で関西系の上場企業(当時は2部の下)に拾っていただき、10年間勤めてそれなりの経験とキャリアを積ませていただけました。
私は運の良い方だったと思う
たまたま入った会社が在籍中に1部上場企業に成れたし、非常に忙しかったのですが、色々な経験をさせて頂けたので、ビジネスキャリアを作れましたけど、同世代は失われた世代ともいわれており、未だに救済処置で公務員とかいう話も在りますけど、正直厳しいなって感じたりします。
職場のパワハラやセクハラ
正直普通にあったりしましたし、特に行きたくないなって当時思っていたのが業者の接待と会社の飲み会だったのは事実です。
最近は、昔が無茶だった分、そうしたことも少なくなっていると思いますし、時々会社の飲み会に若い方が参加したがらないって話も良く出ていますし、若い方がお酒を飲みたがらないって話もありますけど、私自身思うにやっぱり一時無茶しすぎた結果だと思いますし、若い方のアルコール離れ以前に飲みの場でも節度が必要って感じます。