◎6月のお膳+お弁当☆(2015年)
【お膳のメニュー☆】
(左上)
圧力鍋で作る、あゆの生姜煮
(右上)
大根のしそ風味漬け
(左下)
錦玉子
(右下)
焼きさばの押し寿司
【お弁当のメニュー☆】
(ポット)
圧力鍋で作る手羽先と大根の中華スープ
(左の器、上から)
スペアリブのマーマレード・タイム風味
厚揚げの挽肉挟み煮(左)
(右の器、上から)
そら豆ごはん
焼きそら豆
利休まんじゅう
(おまけ☆)
イタリアンパセリ、プチトマト、三つ葉、オレンジなど♡
※今回は、お弁当には使えるレシピが多かったので、盛り切り一杯♡
オレンジのベイクドチーズケーキの素材のオレンジが、華やかさを添えてくれました♡
●「あゆ」は私こと山野亜紀の好物でして・・・。 😅💦
自分ではあまり買って焼いたりしませんが、露天などで見掛けると必ずお財布の紐が緩んでしまいます。 (^▽^;)
そんなアユと、これまではいかにも「料理の顔です!」的なモノを旬食材に選んで来たのですが、ちょっと外して「青シソ」にしてみました。 👀
それ以外にも、旬の食材を井田先生に選んで戴いてのラインナップとなりました♡
●さて突然ですが、「錦玉子」について一筆。
実は2009年に、私の殺陣の師匠・林邦史朗先生の芸能生活50周年を記念して、東京都武蔵野市吉祥寺にありました前進座劇場にて行い、それを切っ掛けに緋宮栞那という方をご紹介戴きました。
彼女は「戦国武将の健康長寿の食事を、時代考証再現」をモットーとした「武士の食卓」というプロジェクトをもう展開しておられました。
毎月ゲストのお話を伺いながら、大量の料理を平らげるという趣向の会でした。 👀
私はこの場で、黒田官兵衛や真田信繁、武田信玄の子孫といった方をご紹介戴きました。
●さてこの月の「錦玉子」によく似た「岩石卵」は、この武士の食卓のメニューによく登場をしていました。
なので会に参加した折、井田先生の調理法とそれとは、一体どれほどに違うモノかと、質問をしてみました。 (゜-゜)
そこで驚いたのは、戦国の世では「薬ともされていた、貴重なお砂糖☆」を、食べて下さる方に均等に振舞うための調理法でもあった事(!)
また、卵を白身と黄身に分けて味付けしてから当時は、「白身の水分を抜くために、一晩置く(!)」といった調理法であった事に、感銘を受けました。 ( ̄▽ ̄;)
・・・この「時間の掛け方」が、饗応料理の極意なのかもと、感じ入ってしまいます。 😅💦
●6月のメニューは全体的に、抹茶のくずもちやら、スポンジケーキやらでけっこう、渋い色合いに。
お弁当には、あゆの塩焼きやら生姜煮はちょっと不似合いだったので、別のモノを詰めまくり。
お膳の方は、あゆは「生姜煮」を添えてみましたが、錦玉子が・・・お膳にしては珍しく、華やかな賑わいを添えてくれました。 (^-^)
お江戸の庶民の食事に、果たして「錦玉子があったか」は判りませんが、せっかくなので入れてみたのですが★
・・・もし当時の人が、本当にこれを食べていたなら、これはちょっと、裕福な方のお膳なのかも知れません。 (〃∇〃)
エッセイでは、あゆの生態に、人々からの愛され方などに感銘を受けて、旬エッセイはもちろん、時代劇エッセイでも取り上げて、こちらは「あゆ三昧な仕上がり」となりました♡
(2015年6月公開 文責・山野亜紀・・・2022年)
●以下、レシピページに飛びます♡・・・ご参考まで。 (〃∇〃)
●エッセイ・・・noteでも公開♡
※「和心きらり(http://wagokoro-kirari.tokyo/)」より転載
・・・700以上のレシピ・旬エッセイ・ブログを現在、移築中。😅