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新海誠とは

こんにちは、たえこです。

これから私自身の人生を考えるために、
その参考に、様々な人を知るようにしています。

本日は、新海誠さんについて分析してみました。

一言で言うと、「天才」
「中心軸があり、内観力と俯瞰力、そして陰陽の融合に優れた人」
内観とは、自身の感じていること、
俯瞰とは、自身を離れて世の中を見ることです。

そしてその根底には、
「彼女と彼女の猫」の最後のセリフである、
この世界のことを好きだと思う」があるように思います。

内観について書かせて頂くと、
「雲がきれいだなぁ☁」
という感覚は分かると思いますが、

新海誠さんはサラリーマン時代の経験を経て、次のように述べています。
「具体的には電車や改札が出てきたり、コンビニや自動販売機、自転車置き場とか、そういうなんでもないような生活の片隅のようなものを美しいものとして日常をすくい取って映像の中で描いて、この世界を肯定したい、そんな気持ちがあって映像にし始めたようなことを覚えています」

つまり、自然をみて綺麗だなぁと思うのは、多くの人で共通すると思うのですが、
新海誠さんは、この世界の日常も、自然を見ている時のように、肯定したい、美しいと思いたい、という気持ちが強いのだと思います。

だから、新海誠さんの作品は、日常の何気ないシーンさへも美しく感じさせるのでしょう🌈

他にも、新海誠さんのインタビューを読ませて頂くと、ネガティブと捉えてしまうような事柄も、ニュートラルに捉え、ご自身の作品に融合してしまう性質があります。
以外、記事の抜粋です
「『君の名は。』を観てくださった方々から寄せられた数多くの感想でした。「感動しました」といった賛辞に励みをいただいたのは言うまでもありません。でも、厳しい批判のほうが僕に新しい物語の方向を教えてくれたような気がします。」
「結果的に僕は、前作で怒らせてしまった人をもっと怒らせてしまうような作品を作ろうという方向性を打ち出しました。」

世の中にはあらゆる情報で溢れており、知らず知らずに洗脳されています。「これが正しいこと」が染み付いています。

私の中では、「みんなに好かれること」が「正しいこと」。もし私が映画監督だったら、批判の少ない映画を目指してしまうかもしれません。

でも、新海誠さんは、批判を受け入れながらも、その先は自由自在なんです。それも、中心軸がある。伝えたいことがしっかりしている。


次に、俯瞰力について書かせて頂くと、
世の中の情勢から、世界の人はどう感じているのか。これからの未来はどうなっていくのか。そして、ご自身の現在の影響力。観客は何を求めているのか。観客自身が気がついていないニーズまで読む。様々なことを広く観て、感じて、作品に落とし込まれている。

長々と書きましたが、
新海誠さんをまとめると、
中心軸があり、内観力と俯瞰力、そして陰陽の融合に優れた人」
つまり、「天才」です。

ここからは、私の話になります。
新海誠さんと私、人としてのベースは似ているような気がしました。
ただ、私は「正しい」「正しくない」のジャッジが強い。もっとニュートラルに全てを受け入れられるようになれば、新海誠さんのようになれる気がしました。なお、フィールドは未定です。




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