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映画ソムリエ岡村翔大さんの事

「映画ソムリエになろうと思ったきっかけは映画が好きな人が受けれるオーディションがあってそれに落ちたんで個人でYouTuberやって見返してやろうと思ったからです」そう僕に語ってくれたのは映画ソムリエの岡村翔大さん。「チャンネルへの思いはもっとチャンネル登録者数が増えれば良いのにという所です。映画ソムリエYouTuberとして食べていけたら幸せですけどいずれはYouTuberの枠を越えて映画ソムリエとして仕事ができたら幸せです」
そんな岡村さんとの出会いは僕がTwitterで活動し始めて間もない頃、映画ソムリエと言う肩書きに興味を引かれて僕からフォローしたのがきっかけだった。動画内の彼の映画批評に対する僕の感想は映画批評という物に2つタイプがあるとする、一つは作品の面白い所やポイント等から批評するタイプと他人にオススメというよりは自分自身に言い聞かせ自分で納得するタイプ、この2つの中では岡村さんは圧倒的に後者だと思った。だからこそ言いたい事ははっきり言うしトゲがある批評をする。見てる物からしたら好き嫌いがはっきり別れそうだが自分は面白いと思った。そこで僕も彼に批評リクエストをする事にした。たくさんリクエストしたがその中に僕が唯一敗北を味わったホラー映画食人族があった。そもそもこれはリクエストするつもりはなく岡村さんとのDMのやり取りの中で僕はリクエストの候補に入ってたけどオススメしたら人格が疑われそうだからやめた作品があると口を滑らせてしまったのだ。岡村さんは「グロ系統大好きな僕がその手の映画をリクエストされたからって人格疑ったりしないですよ笑その作品を教えて下さい」結果僕はその作品が食人族である事を明かしたがこれはやっぱり見なくて良いですと彼に言った。その後いくらかやり取りした後僕は「YouTuberになってまで映画ソムリエとして活動したいって岡村さんは本当に映画が好きなんですね。自分にはそこまでのエネルギーはないから岡村さんは凄いです」それに対して岡村さんは「本当に映画が好きな人間はYouTubeに出す動画を作る時間で映画見ますよ「笑」自称映画ソムリエ貫き通します」
その後彼は僕が最初にリクエストした作品だけではなく食人族まで視聴して批評動画を投稿してしまった。これにはかなり驚いたものだった。

コラボ対談 岡村✕大佐

そんな彼にも変化が起きる。
「子供が生まれたらこのチャンネルは止めるかもしれません。収益がない動画作りなんかはっきり言って子育ての邪魔でしかないからです」そうTwitterに投稿したのだ。それだけではなく「チャンネルをやめたらフィルマークスやTwitterも止める。みなさんとお別れになるかもしれない。思いで作りに誰か僕とコラボしませんか?」
僕は考えた。彼がいるのも僕と同じ大阪。会おうと思えば余裕で会える距離だがYouTuberでもない僕に彼がコラボなんかしてくれるのか疑問だったがダメ元で彼にDMで聞いて見る事にした。結果は「やりましょう❗」の一言で決まった。その後色々な調整の後画面を暗くした上で音声のみのラジオ対談形式でのコラボ対談になった。動画の内容は僕が今チャレンジしている1ヶ月50本チャレンジに関する事。自分が好きな映画ベスト5に関する内容だったが個人的に面白いと思った彼がしゃべっていた部分は全部カットされていた😅
残念だなと思ったがこれは彼のゲストを引き立てるための配慮らしい。
動画でカットされていた部分を今ここでおおざっぱに書かせてもらうとこんな感じだ「僕は映画のネタバレは絶対したくない。それを意識してしゃべっているから動画を見ているだけなら簡単に取っているように見えるけど動画一本とんのになんびゃくテイクとやり直してるんです。そんな調子やから映画を見る本数は月10本が限界。後はバイトと撮影と編集に時間を持っていかれる。今月はハリーポッター全シリーズ見る予定やから実質ハリポタ月間や笑」
最後に僕は質問した「岡村さん子どもさんが生まれたら本当にチャンネルやめはんの?」彼は「止めます。僕自身がやる意味があると思えば続けますが今の感じやと微妙な所です」
彼と直接会った印象は映画批評に関しては彼は毒もあるしとんがっているかもしれないが素の彼は真面目な良識人だったという感じだ。別れのさい挨拶が終わって僕が立ち去ろうとした後も彼が頭を深く下げていた所にそれを強く感じた。正直な話し動画の内容だけ見ていたらもっとうまい批評のやり方もあるんじゃないかと思っていたが彼は彼なりの考えとポリシーを持って批評をしているからああいう表現になるという事を知れる良い機会になった。
岡村さんの1人の友人として彼のチャンネルの行く末を最後まで見続けたいと思う。

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