11.729光年彼方へ枯渇しても愛を湧かす2
誰もいない時間は、つい真面目になってしまう。
用事から帰ったあとに、眠らないで用事の前に書いたのを書き直しているけれど、真面目は本当に辛いです。
真面目に笑ってもらおうとするとわざとらしくなって余計に辛い。
こんなことは駄目でしょう。何も考えてないときの状態がいつも一番人を幸いにするです。それがわかってしまって、今度は、何も考えないで手紙書く方法を考える。結局、考えている。
肩の力を抜くのが上手ではない人間には大きな魅力を感じます。
姿さえ見えたら。文はそうは行かないです。
目が覚めたときに、人が笑うのはどんなときか、考えていました。幸いを少しでも分けるなら、そんなことでしょう。夜明け前に、布団の上で。
納得したり、希望を見つけたりすると、冗談でも何でもなくても、ひとりで笑っています。
今朝は「自分はツイてると思い込め」と何年も家族に励ましの言葉をもらっても、全然納得出来ずに、本気で思い込もうとしてもできなかったのが、他人様の「引きの強さで出世してやってこれた」という言葉を急に思い出して「棚から牡丹餅のツイてるより、引いて引きが強いと思い込んでしまったらどう?」と思いついたので、口に出して何回も「わたしは引きが強い」「わたしは引きが強い」と言い続けて、そうしているうちに、本当にクジ運でもなんでも良いような気がしてきて笑っていました。
トランプを伏せておいて、わたしは次はスペードを引く♠️と言って、本当に出るかどうか自分を試したり、上手くいくと「わたしについて来い!そうすれば間違いなく愛されるんだ!」と言ったり。
だから、夜明け前のわたしは随分調子に乗っていて、なんでも良くなるみたいで楽しくて変です。 草々
二〇二一年十一月一日 月曜日
わたしより
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難しいです……。