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年に一回、地元に帰りたくてしょうがない日
普段は郷愁とは無縁の私でも、この時期だけはお江戸に帰りたくなる。(旧東海道の品川宿なので、正確に言えば江戸ではなく城南地域の出身の城南っ子。)
通称かっぱ祭りこと、北の天王祭(品川神社)と南の天王祭(荏原神社)の時期だから。とにかく帰りたい。
お囃子、荒っぽい掛け声、神輿の上で揺れる鳳凰のしゃらしゃらした音。
聞きたい!!
漁師町だった名残があり、神輿の担ぎ方が江戸前のお神輿(三社祭など)に比べる大変ラフでワイルド。
江戸前神輿が縦ノリであるとすれば、城南神輿は暴走するジャズセッションのようでもあり、予定調和はない。
一度でも担いでしまえば、その中毒性に気づくはず。
お祭りが終わった後は、いつも耳の奥でお祭りのざわめきが響いて眠れなかった。
来年こそ、必ず夫を連れて帰省しようと思う。