僕のディメトロドンのコレクションを紹介します。
以前下記のような記事を書いたとおり、私はディメトロドンという古生物に固執しています。本記事では、そんな私がコレクションしているディメトロドングッズをご紹介します。
コレクション、と言っても、なんでも鑑定団的なお宝グッズのようなものではなく、少なくとも購入時には数百円から高くても数千円以内だったものばかりです。一応、2023/10現在新品が売られているものに関しては購入ページのリンクも張っておきますので気になるものがありましたらそちらも併せてご覧下さい。
おもちゃ、フィギュア
animal craft DIMETRODON
国立科学博物館のミュージアムショップで購入。合板製の組み立てキットです。造形作家の小高辰也氏によるもので、1970年代の製品らしく、箱裏の説明も「二畳紀の世界に現れた、異様な姿をした肉食の原始爬虫類」と年季の入った文章になっています。ざっと調べた感じネット通販で取り扱っているところはなさそうなので、自然史博物館のミュージアムショップで探してみてください。
ジュラシック・ワールド リアルミニアクションフィギュア ダメージ! ディメトロドン
我らがディメトロドン、映画「ジュラシック・パーク」の最新作「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」に登場する関係で、関連グッズが結構出たのですが、これはその一つ。背びれの後方部分を押すとお腹の部分にかぎ爪のようなものによるひっかき傷が出現するギミックがついています。ペルム紀に、ディメトロドンにこんな疵痕をつける生物って一体…。MATTEL社製。
プレヒストリック・ライフシリーズ ビニールモデル ディメトロドン
Favorite社のプレヒストリック・ライフ ビニールモデル。総合監修、徳川広和氏。ビニールモデルらしくふわっとディフォルメされつつも、ディティールはしっかり作り込まれています。写真では伝わりづらいかもしれませんが、全長が40cmくらいあり、結構デカいです。
プレヒストリック・ライフシリーズ ソフトモデル ディメトロドン
Favorite社のプレヒストリック・ライフシリーズ ソフトモデルのフィギュア。総合監修、徳川広和氏の原型による精巧な造形が素晴らしい。口の中を覗くと、口蓋歯らしき構造もちゃんとあって感動します。
今回様々なディメトロドンのフィギュアを紹介していますが、復元の学術的な正確さにおいてはこちらの商品が一番かもしれません。
原型は上で紹介しているビニールモデルと共通のようです。
↑のストアサイトには原型製作の徳川広和氏へのインタビュー記事が掲載されており、なかなか読み応えがあります。
Eden Toys ディメトロドン
Eden Toys製ディメトロドンフィギュア。なんとなく、帆のあるゴルゴノプスって感じの造形で、イマイチ、ディメトロドン感は無いですね。
アニア ジュラシック・ワールド ディメトロドン
天下のタカラトミー製。『アニア』というギミック付きアニマルフィギュアのシリーズの、ジュラシック・ワールドコラボ商品です。顎が動いたり尻尾が動いたりします。顎が動くディメトロドンフィギュアは結構あるんですが、尻尾が動くのは珍しいです。
https://takaratomymall.jp/shop/g/g4904810194538
Papo Dimetrodon
フランスのフィギュアメーカー、Papo社のディメトロドンフィギュア。口が開くギミックがある。とても精巧。
公式の商品紹介ページはこちら
購入ページはこちら。
PL124-028ブラウンセイルドラゴン
HEGZAという謎ブランドのフィギュア。造形は結構良いのですが、いかんせん塗りが酷いです。あえて悪意ある並びにしてみたので、もしかしたら気づかれる方もいるかもしれませんけど、これ、造形はpapoのフィギュアと同じっぽいんですよね。知らずに買ったんですが、なんか型だけ流用したパチモンっぽい気がします。正直、これ買うならpapoのフィギュアを購入されることをお勧めします。
古代生物シリーズ ディメトロドン ぬいぐるみ 7047
TST Adovance社製のぬいぐるみ。ディフォルメされててかわいい感じに仕上がっています。TST Adovanceさんはディメトロドンの他にも様々な古生物のぬいぐるみを手がけており、私もディメトロドンの他にヘリコプリオンのぬいぐるみを持っています。TST Adovanceさん、他にも異様な商品展開をしていて、たぶんエディアカラ動物群の生き物をこれほどバリエーション豊富に取りそろえているぬいぐるみメーカーさんは世界中探しても他にないと思います。
TST Adovanceさんのホームページ:
Dimentrodon with Movable Jaw - Deluxe 1:20 Scale
イギリスの動物レプリカ玩具メーカー COLLECTA社のフィギュア。顎が可動式になっています。棘突起が完全に帆に隠れていない珍しい復元です。
公式の商品紹介ページはこちら。
購入ページはこちら。
BULLYLAND(ブリーランド) ディメトロドン 61476
BULLYLAND社というドイツの玩具メーカーのフィギュア。2011年のモデルらしく、最新のBULLYLANDのサイトに行っても商品紹介ページが存在ません。顎の可動ギミックがあります。
グッドラックミニ・シリーズ ディメトロドン 5個セット
Safari社のグッドラックミニというシリーズのミニフィギュア。大阪市立自然史博物館で購入。3cmくらいのフィギュアの5個入りセット。このフィギュアを利用してピアスを作って販売されている方もいらっしゃいます。
フィギュアそのものをネット通販をしている販売店がないか探しましたが、いずれも在庫切れになっていました。
チョコラザウルス 恐竜・古代生物フィギュアコレクション 第1シリーズ 013 ディメトロドン
おなじみUHA味覚糖の海洋堂食玩シリーズ、チョコラザウルスの第1シリーズのディメトロドンです。2023年に葛生化石館で開催された企画展でも展示されていましたね。現在では中古品のみ入手可能で、私はヤフオク!で競り落としました。2023年10月時点でAmazonのマーケットプレイスにも中古品がありますが、異常な値段、下手するとヤフオクで入手する場合の50倍以上の値がついているので、欲しい方はヤフオク!や駿河屋さんを定期的にチェックして入手するのが良いと思います。
チョコラザウルス 恐竜・古代生物フィギュアコレクション 第1シリーズ バージョン2 013b ディメトロドン(2023/10/19追記)
↑のチョコラザウルスの第1シリーズのリペイント版。茶色いボディ、アースカラーの帆になっているほか、組み立てパーツの構成も若干異なっています(元は足が4本それぞれが別パーツになっていたが、リペイント版は前後の足が組になっており、足のパーツは2パーツになっている。)。
こちらもすでに新品は購入できませんので、欲しい方はヤフオク!か駿河屋さんの在庫をチェックして見つけてください。
シュライヒ ダイナソー ディメトロドン(グリーン)
シュライヒ(Schleich)社製のフィギュア。国立科学博物館で購入。顎が可動式で開きます。
公式の商品紹介ページはこちら。
↑でも通販を行っているようですが、シュライヒのフィギュアはいたるところで売っているのでお好きなウェブ通販サイトで検索すれば出てくると思います。もちろんAmazonにもあります。私は国立科学博物館のミュージアムショップで買いました。ちなみに、シュライヒのディメトロドンにも茶色い色違い版もあるようですが、そちらはすでに製造中止されていてプレミアがついているようです。
Miniatureplanet ディメトロドン
日本のプライズメーカー、エイコー社のミニチュア・フィギュアシリーズ「Miniatureplanet」のフィギュア。5.8cmくらいのサイズ感にもかかわらず、とても精巧に作られている。2023/10/13にオフィシャルのECサイトが移転しているので要注意。
生命大躍進 展覧会オリジナルカプセルフィギュア ディメトロドン
2015年に国立科学博物館で開催された特別展『生命大躍進』会場限定で発売されたカプセルフィギュアです。原型製作は山本聖士氏。カラーリングや造形は当時特別展の開催に合わせてNHKで放送された番組のCGモデルや、会場で展示されていた復元標本に合わせたものになっています。なお、なにせ特別展の会場限定ガチャですので、新品での購入は出来ません。ヤフオクなり駿河屋さんなりで中古品が出るのを待つしか無いです。
タカラトミー「ZWA02 ディメパルサー 40TH」
別記事でも紹介しましたが、大ZOIDS博2023 の会場限定モデル。ディメトロドンモチーフのゾイドです。通常のディメパルサーは緑濃色のボディですが、こちらは他の40th記念モデルに合わせて青色で、帆の部分に「40TH」のプリントがあります。今(2023/10/17)なら、大ZOIDS博2023の会期中なので、会場のショップで入手できます。
UKRD恐竜コレクション ディメトロドン(2023/10/20追記)
日本ではツクダホビー社から発売された、UKRD社製のフィギュア。くりっとした目がかわいい。同メーカーの同製品番号(No.2022242)であるにもかかわらず、別の造形のものも存在するらしい。
1991年製なので流石に新品は売っていません。そもそもツクダホビーがもう…。
マテル ジュラシックワールド(JURASSIC WORLD) ハモンドコレクション ディメトロドン(2024/5/11 追記)
アメリカのおもちゃメーカー、MATTELによる、ジュラシックワールドのコレクター向けフィギュアコレクションシリーズのうちのひとつ。
目がガラス製であったり、コレクター向けと言うだけあって細部まで作り込まれています。
また、尻尾が別パーツになっており、好きなように曲げられます。
ただし、他のジュラシックワールド系のフィギュアの例に漏れず、何故か背中に皮骨があったり、異歯性が確認できなかったり、口蓋歯も確認できなかったり、「ジュラシックワールドの映画の中のディメトロドン」としてはできが良いですが、生物学的に正確かと言われると、他のシリーズのものの方が正確性は高いように思えます。
ジュラシックアクション【ディメトロン】(2024/5/12 追記)
イタリアの古生物学者で地質学者のステファノ・ピッチーニ博士の監修のもとに企画・製造されたという、「GEO WORLD」というブランドのjurassic actionというシリーズのフィギュアです。日本では、「YAMASAN」というおもちゃメーカーが代理店をしているようです。箱を開けるとジオラマの背景として使えるパネルとトレカがついています。
股関節と顎部が若干可動します。
DinD-230101 Dimetrodon on rock(2024/08/22 追記)
3Dアーティスト"Dino and Dog"氏による作品。日本では「サベージランドミニチュア」というショップにて3Dプリントされたミニチュアを購入でき、サイズは、1/35、1/48、1/64から選べます。私は1/48を買いました。サイズは小さめですが、流石に3Dプリントなだけあってとても精巧です。
氏のMyMiniFactoryのページには、これ以外にも3種類ほどディメトロドンの造形データがありますので、これらが商品化するのを首を長くして待ってます。
真鍮製のディメトロドンの置物(2024/10/03 追記)
なんだか最近Amazonでいろんな販売元から売り出されている、真鍮製、金ぴかのディメトロドンの置物です。正直造形はレトロな感じでそれなりですが、流石真鍮製だけあって、ずしりと重い質感がいい感じです。
製造メーカーは不明です。多分中国製だと思いますが…。
アクセサリー、キーホルダーなど
ディメトロドンネックレス001
博物ふぇすの恐竜・化石グッズの専門店ふぉっしるさんのブースで購入。ディメトロドンの頭骨がモチーフになっています。口の中にレンズが収納されており、顎の部分を開くとルーペとして使用できます。
公式の商品紹介ページはこちら。
擬人化古生物プロジェクト ディメトロドン キーホルダー
オフィス ジオパレントさんの「擬人化古生物プロジェクト」シリーズのディメトロドンのキーホルダー。上のネックレスと同時に博物ふぇすのふぉっしるさんのブースで購入しました。「擬人化古生物プロジェクト」自体がその後どうなったのかは調べましたがよくわかりませんでした!いかがでしたか?
公式の製品紹介ページはこちら。
3Dアート・キーホルダー ディメトロドン
エ・アール・ミキ株式会社製のガラス製3Dキーホルダー。今は無き東海大学自然史博物館のミュージアムショップで購入。エ・アール・ミキさんは水族館内のショップに卸す「マリンライフコレクション」というシリーズで同様の商品を展開していたようなのですが、カタログを見てもディメトロドンは確認できないですし、何だったら他の博物館でも見たことがないので、もしかしたら博物館の特注品だったのかもしれません。
木製キーホルダー
神奈川県立 生命の星・地球博物館のミュージアムショップで購入。同博物館のオリジナル商品の木製キーホルダーです。なお、この博物館にはディメトロドンの展示はありません。
さて、以上が私のコレクション達になります。ディメトロドンはゆうてそこそこメジャーな古生物なのでグッズの種類も多く、集めだしたら結構きりが無いのですが、もう後には引けません。実を言うとこの記事を書いている2023/10/17の時点で、すでに購入済みで到着を待っているグッズが2点ほどあります。
(2023/10/19付記。二点のうち一つは届いたので追記しました。)
(2023/10/20付記。二点目が届いたので追記しました。)
一応、「プレミアがついているようなものには手を出さない」「造形がアレなものまでむやみに集め始めない」という心のブレーキをかけているので酷いことにはならないはずであるという算段があります。ご心配には及びません。大丈夫です。本当に。
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