自分の解き方でテストの問題を解いてしまう人の話。
もう12月終わるやんけー!!!
体感でまだ1週間しか経ってないわ!!!
学校のテスト
さて、この間ネット上で興味深い投稿があったので共有させていただきます。
「学校のテストで答えが合ってるのに減点された(´;ω;`)」
どうやらテストで出た問題を独自の方法で解いてしまい、教科担当の先生に減点されてしまったそうなのです。
かわいそうに……。
6リットルのジュースが2本
問題は「6リットルのジュースが2本あります、合計で何リットルですか?」という、ごく単純なものでした。
普通に解けば、6×2=12 12リットル! 正解!
これをその人は「2の段が簡単だから」と勝手に2の段の計算にすりかえて計算してしまったようなのです。
2×6=12 12リットル! うーん! 不正解!
そう考える気持ちも、そう答えたい気持ちも分かるんですよねぇ。
これだと答えが12本ということになってしまうこともそうですし、数学的な観点から見ても、おかしいのでつつこうと思えばいくらでもつつけるんですが……。
本質はそこではない。
学校のテストとは
学校のテストの本質というのは別のところにあります。
「みんなそれぞれどんな方法で解いてもいいよ。発想は自由だからね。先生みんなの柔軟な考え大好きだよ。でも解答用紙上では先生の言う通りにちゃんとしてね。」
これを分かった上で「うまくやる」のが学校のテストなんだろうなぁと思います。
テスト中、頭の中に2リットルのペットボトルが6本あろうが、2匹のチベットスナギツネが6組いようが別にどうってことないのです。
でも解答用紙上では先生の言う通りにちゃんとしてね。
それが学校のテストなんだと思います。
学校のテストは発想を表現する場ではない
要は「場違い」なんですよね。
場違いって言うと、ちょっと辛口に聞こえるかもしれませんのでお門違いくらいにしておきますか。
「お門違い」なんです。
だって、スクランブル交差点のド真ん中でソロキャンする人なんか誰もいないでしょう?
先生の気持ち
言ってしまえば学校のテストというのは「この教科をちゃんと理解していますか」ということを試す場ではなく「先生の話をちゃんとこれまで聞いていましたか」ということを試す場なのでしょうね。
正直、先生って生徒それぞれがどこまで教科を理解しているかなんてそこまで興味ないんじゃないかなぁ。
こんなこと、PTAでは口が裂けても言えないでしょうけど。
持て余した発想力はどうするか
そうなると、一生懸命自分なりに勉強して培った発想力が途端にもったいなく感じてきません?
一体どこで発揮すれば……。
それは生徒がみんな「自分はテストのためだけに勉強している」とすっかり思い込んでいるせいなんだと思います。
国語で言葉を学んだなら日常会話で使ってみましょう。
理科で太陽について学んだなら外に出て空を見てみましょう。
そうすることで、発想力というのは無駄にもならないし向上もしていくのです。
もっと大事なこと
発想を日常生活に活かすことも大事ですが、それよりも友達や家族の間で発想を表現することがとても大事だなと思います。
今の世の中、一人ひとりのタスクが多すぎてなかなかそういった時間ってどこにいても取りづらいですが、その時間を蔑ろにしてしまうとせっかくの発想力がどんどん死んでいくような気がしますね。
まとめ
僕たちの発想力は無限大だ。
自分が考えたことは、たくさん周りにぶちまけましょう。
でも、テストではうまくやれよ?
お兄さんとの約束だぞ!
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