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第41回いぶすき菜の花マラソン

2024年1月14日
鹿児島県指宿市で開催された「第41回いぶすき菜の花マラソン」に参加した(フルマラソン)。
結果は完走。絶好調だった。
タイムはコロナ明け、約4年ぶりのサブ3.25(3時間15分未満)となった。

このマラソン大会に参加するきっかけとなったのは、鹿児島に友人がいたから。
「友人に会う。ついでにマラソン大会に出る」という、よくやるパターンである(「マラソン大会に出る。ついでに友人に会う」とも言えたり言えなかったり)。
けっこう知名度のある大会で、鹿児島の端っこという場所ながら、参加者は8000人程だった。

大会前日に鹿児島空港に到着。
まずは直行バス(予約不要)で鹿児島中央駅へ移動。観光も含め、そこで一泊。
次の日(大会当日)、5:00にJTBの会場直行バス(事前予約必要)に乗り、鹿児島中央駅から会場へ移動。到着したのは6:30頃。
外はまだ暗い。スタートは9:00なので、待機時間がとても長かった。。
でも、体育館内で待機できたので、着こんでいれば寒くない。

暇だったので、いつも読まないプログラムをパラパラめくってた。
それによると、参加者で最も多いのは男子50歳代。次が男子40歳代。
マラソンって、つくづくおっさんのスポーツだなと思った。

夜が明け、スタート時刻が訪れる。
天気が良かった。本当に良かった。
タタハム12年のマラソン史上、最高の天気だったかもしれない。
気温はなんと、最高18度まで上がるという予報だった。
「暑いんじゃないか?」とまで言われてたが、最近ずっと寒い中を走ってるので、暑いくらいが気持ち的にちょうどいい。

コースは、陸連公認コースにしてはアップダウンが多いコース。
事前にコースの高低表を確認してたが、思った以上にあるなーという感じ(そこまで高低表を記憶して走ってる訳ではないが……)。
だが、それよりも景色が素晴らしい。
その名の通り、菜の花がコースのいたるところで咲いている。
開けた道路が多く、遠くまで自然を見渡せる。開聞岳かいもんだけも、くっきり眺めることができた(池田湖と一緒に映る開聞岳は、山中湖から観た富士山とそっくり)。
後半は海沿いも走るので、全く飽きない。
山と海、両方の景色を楽しめる最高のコースだった。
さらに、コースは自然の多い田舎道だというのに、応援がいっぱい。「どうやってここまできたんですか?」って感じくらいに。

そんなコースの中、今回のレース運びはと言うと、
まず、一度も致命傷となる脚攣りが起きなかった。
30km地点でも、「あと12kmか。いつも走ってる距離だな」とか余裕で思ってた。
ペースは最後まで落ちることなく、ゴールが近づくにつれ徐々にスピードを上げるという、理想の走り。
残り1kmで、左脚のふくらはぎがピクついてビビったくらいで、無事ゴール。
ゴール後も、特に脚が攣ることはなかった。

今回の勝因は、最高の天候や景色、応援、補給など、いろいろあると思うが、中でも新兵器「ザムストの圧着ソックス」さんの活躍が大きかったかもしれない。

ふくらはぎを圧着することで、着地時の筋肉のブレを抑えることができる。
「ザックは体にフィットさせたほうが疲れない」のと同じ原理で、筋肉も体に密着(?)させたほうが、ダメージを抑えることができるのだと思う。

ただ、圧着が強いせいか、走り終わった後、足首に切り傷がでて血が出た。
実はそれが嫌で、去年は大会で履くのを見送ってた。それ以外でも、走るのに支障が出たら嫌だったので……。

なので、はじめは圧着ソックスが「吉とでるか凶とでるか」という心境だったが、見事に大吉。
次回のフルマラソン以上の大会でも、圧着してもらおうと思った。
足首に切り傷できてしまうのは、なんとか対策したいところだが。。

いやーでも本当にいい大会だった。
来年の参加も真面目に検討してしまうほどに。

これで1月のマラソン大会ラッシュが終わった。
下手したら、来年も同じ流れになるかもしれない。。

メチャクチャ景色よかったのに、あまり写真撮ってなかったな……(完走後の会場近くにて)

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