『奥久慈トレイル』完走(初)
2024年5月26日
初の『OSJ奥久慈トレイル(ロング)』を走った。
完走した。
噂だと、奥久慈トレイルはアップダウンが激しいコースと聞く。
コース図を見てみると、山の標高は低めだが(500m前後)、確かにギザギザしてる。
どれ、お手並み拝見。
スタート後、観光名所の袋田の滝を経由し、登山道に入る。
で、さっそく渋滞。トレランの大会ではよくある光景。
最近のタタハムはスタート後、すぐ2度目のトイレに駆け込むので、だいぶ後方の位置取りとなってしまった。
まあ、先は長いし初の奥久慈だから、ゆっくり行きますか~という気持ち。
しかし、この渋滞がやたら長かった……。
初っ端からアップダウンが多いのと、長いシングルトラックのせいか、走っては止まってを繰り返す。追い越しも難しいほど狭く、テクニカルな道も多いので、登りも下りも前のランナーについていく形となる。
段々自分のペースで走れなさすぎて、イライラしてくるw
こういう時、声をかけて道を譲ってもらうというのも一つの手なのだが、
あまりオラついて、後から抜かされると恥ずかしいので、そんなことしない(ましてや序盤……てか、そもそも人見知りなので声出せない)。前が譲ってくれるまで、ぴったり後ろについて無言のプレッシャーを与えるのがタタハム流。
そんな感じで、気づいたらレースの4分の1(約15km)が終わってたような気がする。
渋滞がなくなってくると、ようやく奥久慈を楽しむ気持ちが出てきてた。
竜神大吊橋、人気のない舗装路(広くてけっこう綺麗)、沢を渡ったり、山からの眺望など、景色が変わって楽しい。次にどんな景色が待ってるのか、ワクワクしながら進む。
もちろん、つらい、苦しいと言った気持ちもある。
でも、楽しいという相反する気持ちが同時に存在している。
つらいのが楽しい訳じゃないので、痛みを快感ととらえるマゾヒズムとは別の感覚だろうか。シュレディンガーの猫のように、生(楽しい)と死(つらい)が両立して存在しているような状態? うまく説明できない。。
渋滞もあり、けっこう力を温存したつもりだったが、さすがに最後はキツかった。
特に、最後のピークを勘違いし、あとは下るだけかと思って飛ばしたところに登りが現れ、地獄だった(ちなみに、最後のピークは月居城跡)。
袋田の滝に戻ってこれた時は、感動した。
ゴール後、完走証とかドリンクとかもらえるかと思ってたけど、何ももらえなかったので、ちょっと悲しかった……。
この日は天気がよく、風も冷たく絶好のトレラン日和だったように思う。
食欲もあったので、しっかりエイドにあった補給食(バームクーヘンや饅頭)や、持参した甘い系ジェルも食べれた。
そして、『埼玉県横断(おもしろ走)』とか『野辺山ウルトラ』とか、やはり過去の経験は、今の自分を精神的にも肉体的にも支えてくれる。
ありがとう、過去頑張ったタタハムさん。
次は春のマラソン四天王、最後のひとり……『奥信濃100』だ。
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