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「君の膵臓を食べたい」の裏テーマ

このnoteは2020年9月8日のオンラインサロン『Online Music Salon』への投稿をもとに作成しています。


こんにちは
最近、娘に眼鏡を破壊されて眼鏡ロスのtataです。


さて、今日はものすごくライトなテーマです。
「君の肝臓を食べたい」について語りたいと思います。「君の肝臓を食べたい(2015)」は、住野よるのデビュー作で、2016年の本屋大賞2位で2017年に実写映画化されました。最近、金曜ロードショーで放映されたみたいですね。僕は映画は映画館で観ましたし、小説も漫画もすべて読みました。なぜ、今回、この作品に触れたかというと、ものすごく重要なテーマに挑戦した作品だからです。


「君の肝臓を食べたい」の隠されたテーマは何か?


マルティンブーバーの「我と汝」という哲学があります。以前「「分かち合う音楽」の背景にあるもの」のコラムで解説した哲学で、僕の行動指針のひとつになっています。ざっとおさらいすると、「我」を規定するのは、他者の関係性で「我」だけでは存在しない、という哲学。例えば、娘がいて、はじめて「父」としての自分が存在し、親がいて、はじめて「子」としての自分が存在する。この様に相手の存在がいて、はじめて自分が何ものか確立するという考えです。


結論からいうとこの映画のテーマは、この「我と汝」の哲学がベースあると思います。

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毎週火曜日と金曜日に投稿します。こちらの内容は、オンラインサロン「Online Music Salon」(https://xn--pckln2b.biz/community)での投稿を元に作成しています。

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