19歳。
おはよう、こんにちは、こんばんは。
気づいたらあと1ヶ月で10代が終わる。
ずっと年上で憧れていた漫画のキャラクターはいつの間にか年下になり、憧れていた青春は理想とかけ離れた形、色の無いまま瞬く間に過ぎ去っていた。
理想とかけ離れた現実が不幸なのかというとそんなこともない。
今、自分は間違いなく幸せだ。
BUMP OF CHICKENに出会うことで始まった音楽のある生活。
大好きな人がきっかけで始めたカメラ。
どちらも今の自分にはないと困るものだ。
19歳/帰りの会
20歳になる1ヶ月前の今日、『19歳/帰りの会』という曲を聴いている。
年を取って、算数は数学に変わり、あまりを出さずに割り切る方法や変化の方法は身についているのに、自分の心はいつになってもスッキリ割り切れず、靄がかかった部分があまりとして残り続けている。
今までと変わらない毎日なのに、時間の流れは加速している。
大きい声で言えていたはずの夢が、いつの間にか口にすることも怖くなり、誰にも言えなくなってしまった。好きなことを好きということが難しくなってしまった感覚。好きと言いたいのに言えないもどかしさ、誰にも理解してもらえないこと、認めてもらえない苦しさ。ただそんな誰にも言えない物こそが自分にとってとても大事で、大きいこと。
そんな気持ちがまっすぐ書かれているこの曲が大好きだ。
今日の自分
年を取ることで変わっていく感覚や環境への思い。
色々な部分が自分と重なる。あと1ヶ月でできることはたかが知れている。
ただこの曲を聞けば少しでも何かを残してやろうと思える。
そんな気持ちで勢いで書き始めた今回のnote。
着地点なんてない。ただ今日も自分は音楽が好きだし、BUMP OF CHICKEN、帰りの会のようなバンドに自分は生かされている。
そして違う形であっても誰かの糧になれたらなんて烏滸がましいことを考えている。考えるだけならタダだから。
さあ、今日も最高な音楽を演ろう。カメラ片手に何気ない日常を切り取る。