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#2_こんな時代だからこそ「所属」から「接続」へのススメ

どーも、先週まで金髪だったのですが今週から銀髪の渡邉です。
皆さんこんにちは!

皆様のリアクション見ながら週一くらいでnote更新していけたらと思ってますので、もし気に入ってくださったらリアクションや拡散頂けると、震えるほど嬉しいです...!

今日は「所属と接続」について書きます。

◆はじめに

皆さんは、何に「所属」してますか?
自己紹介の時にどのように自分を紹介しますか?

海外では自分の専門領域で自己紹介するのが主流ですが、
一般的には、直近勤めている会社名や業界を使う人多いですよね。

先に結論を言うと、

「所属」と言う言葉は強すぎる

というのが持論です。

あるあるネタだと思うのですが、
"会社のランチや飲み会で会社の愚痴でストレス発散する場面に遭遇する"
そんなことないですか?

正直、1ミリもメリットないので僕は絶対行かないようにしてるのですが、そもそもお前ら何で会社嫌いなのに辞めないねん!って考えたのが発端です。

一つの答えとして、彼ら彼女らは
1. 会社に期待しすぎている
2. 辞めるという選択肢がそもそもない(考えてもない)
というのが仮説です。

今日はこの辺りを少し深掘りしていきます。

◆「所属」って結構強い言葉


「xx商事の...です」
「●●物産の...です」

日本人が会社名で自己紹介することが多いのって取り分け、
会社に「所属」しているという意識が強いのが理由じゃないですかね。

こういった自分に会社というラベルをつけるのは、便利な面もあります。
例えば「会話のプロトコルを合わせやすい」ということ。

その会社/業界特有の言い回しや前提知識があることのエビデンスになるため、初めて会う相手でも、余計な前提共有が不要です。

一方で、あまりに依存しすぎるのは危険。
恋愛で依存症の人がいるように、相手に期待しすぎるという意味合いなんですが、「一生期待通り」なんてあり得るはずがないでしょ、と。

僕の周りの経験から具体的にいうと、
キャリア相談などでよく上がってくるのが下記です。

「最近仕事で成長できてる感がない」
「仕事で成果を出しているのに、給料があがらない」

これって会社に「所属」しちゃってるのが一つ理由かと思います。

少し脱線しますが、そもそもを考えるとこの辺りは近代の経済成長の時代にあわせた会社と従業員の関係、要は"終身雇用"という負の遺産も一因かと。

どういうことかと言うと、「企業が従業員に約束できるもの」って観点で言うと、昔は「終身雇用で従業員は家族だー!」って時代があって、従業員もそれに心許していた。

けど、そもそも今ってそれは現実的なんでしたっけ?

あるベンチャー企業の役員の方と話していてこの人誠実だな、と感じたのは、会社が約束できるのは"雇用"ではなくて"成長体験"くらいだと。

とはいえ、世間では未だに終身雇用という嘘を約束している企業に所属している人が沢山いると思いますが、この「所属」に変わるもので、僕が提案する考え方は「接続」です。

◆ 「接続」のススメ

僕は1社目を退職した辺りから、「接続」という考え方を軸に生きています。

意訳をすると、

主語は常に"自分"で接続先に依存しない主体的な生き方をする

と言う感じ。

別の言葉で表現すると、"ポートフォリオワーカー"とも呼べそうです。

例えば僕の場合はこんな感じ

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僕が「所属」を意識してるのは家族くらいです。

専門性の拡張(スキルのピボット)や経験(新規事業、リーダーシップなど)の獲得など、自分の人生のフェーズに合わせて、必要なコミュニティや組織に自分というエンティティを主体的に刺していく。

コントロールの主はあくまで自分。
こんな感じです。

正社員として勤務している企業もあくまで「接続」です。
別にエンゲージメントを下げる、とか手を抜く、という意味合いは一切なく、お互いwin-winなんだから接続してるんだよね、という対等関係というイメージ。

また、よく勘違いされるのは、別に副業を推奨してるわけでもありません
本質的には課外活動であり、転職も副業もそのカードを持ってること自体が
自分の人生にプラスに働くので、そう言う感じ。

前回書いたテーマの「生産する娯楽」につながる話で、接続する先のコミュニティは出来るだけストレスフリーなものを選択するのがポイントです。

◆ 会社の正体

「じゃあ会社って結局なんなの?」ってなるのであれば、
自分で定義しちゃえばいいと思います。

僕の場合、
1_成長機会提供装置 / [満足要因(*1)を満たすもの]
2_プロフィットセンター / [衛生要因(*2)を満たすもの]

よくこの2つのグラデーションで表現します。

*1:満足要因:仕事のやりがい、自身の成長
*2:衛生要因:お金、会社のネームバリュー、いいオフィス環境、など

またここで肝要なのは、費やす時間ボリュームは関係ないということ。

たとえ1週間のうち一番大きなボリュームの時間を過ごす"本業"でさえも、
あくまで「接続」ということ。

"満足要因 x 衛生要因"をここでは「幸福要因」と仮に定義します。
そこに費やす時間と幸福要因は単純比例しません。

・1週間の大半を費やしている本業
・それ以外の課外活動
・近所付き合い
・週末の読書
・ジム

全てをフラットな目線で評価し、
幸福要因があがるレバレッジが低いものは随時見直していけばいいのです。

ちょっとアナロジーが悪いのですが、この現象は他でも起こってます。

例えば飲食店や美容室がコモディティ化する現代、"単純な距離以外の因子"が影響するようになってきています。

・駅徒歩30秒の知らない人が切ってくれるサロン
・駅徒歩10分だけど知り合いが切ってくれるサロン

の2択だと、後者の方が幸福要因は高いことも全然あるよね、
といった具合。

複数の因子をフェアに取り扱い、自分の「幸福要因」を最大化するポートフォリオワーカーを目指そう、という話です。

◆ 幼少期にこそ「接続」

実は今回、一番書きたかったことはこのチャプター。

一つ原体験がある。
転校を繰り返していた僕は小学校時代、エグめのいじめにあった。
そこは方言が強い地域で、違う言葉を喋る外から来た僕は恰好のターゲットとなった。

何が一番辛かったかと言うと、学校には逃げ場がない
毎日通学し、部活も合わせると殆どの時間を費やす環境が最高に居心地が悪い。選択肢がない当事者としては「これは詰んだ」と思った。

今思い返すと、この時僕は完全に学校にだけ「所属」していた。
これは単純な費やす時間量の問題ではなく、精神的にもかなり依存していて、心はかなり疲弊していた。

もちろん、「人生はリスクヘッジだ」とか「コミュニティは接続だ」なんてコーチングしてくれる人は誰もいない。

今言えることは、「学校の教室が全てではない」ということ。

親のコミュニティを積極的に知るのもいいし、
趣味のコミュニティに自分を接続していくのもいい。

とにかく、一つの組織に強い帰属意識を持つ以外に、主体的に自分の人生を選択していくというオプションがあることは知っていて損はないはず。

せっかく気づいたので、自分の子供や周りの人には可能な限り伝えたいものであり、誰か一人でも救える視点だと冥利につきる。

◆ まとめ

伝えたかったことを一言で言うと、

「所属」を改め、様々なコミュニティに自分を「接続」していこう!

ということ。

繰り返しになるが、「接続」は接続先に対するコミットメントを下げる、という表現ではなく、あくまで主語は自分で各接続先とは対等な関係でいることが大事。

これが全員に当てはまるとは思わない。
ただ、今にモヤモヤしてる人のヒントになる可能性があるので、
この考え方が広まっていけばいいなぁー!

僕一人の影響力ではどうしようもないので、皆様のお力をお貸しください!

さぁ「接続」!始めよう!広めよう!

# 後書き

1発目のnoteは思いの外、沢山の方々にリアクションを頂いた。
SNSに止まらず、LINEやMessengerでの個別メッセージも多く頂いた。

そもそも僕がSNSで共有することへの期待は2つある
┗1つ目は、共感を得てその人の行動を促すこと。
┗2つ目は、(誤解を恐れずにいうと)批判的意見を得るということ。

文章を書く先輩が言っていたことで、自分が書いた時の意図とは全く違った斜め上からの指摘などがくれば、「あ、キャズムを超えたな」という感覚を得ることができると。僕もいつかその感覚を味わってみたい。

「文字ほとんど書いたことない人間が何生意気いっとんじゃい!」
「このクソガキが!」
って感じですが、この視点を忘れずに、今後も修行したいと思ってます。
ご覧の通り、文体や画像の入れ方も初心者丸出しですので、こうやったほうがいいよ、的な優しいご意見も大募集です...!

また、テストマーケで始めたCareer Detoxという有料キャリア相談の企画も、手前味噌ながら、多くの方にお問い合わせを頂いていて有難い。

僕は「カオスを整理する」のがとにかく得意だ。

僕なりのキャリア論であなたの人生をファシリテートするので、今行き詰まりを少しでも考えてる方がいたら是非申し込んで頂けると幸いです!
(年齢:若手〜30歳前後までが対象)

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(テストマーケ中で企画書がdocなのですが、質は保証します...!笑)
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あと、Twitterも相変わらず頑張ってます。
真面目に初めて2週間が経ったのですが、なんと100名の方に新たにフォロワーについて頂きました。

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投資期間中でまだまだ努力が必要なのは承知だが、これは死ぬほど嬉しい。

何かご意見やこんなテーマについて書いて欲しいといったご要望、その他何か御不明点などございましたらいつでも仰ってください。

Twitterはフォローいただけたら猫のように懐きます(笑)
⬇⬇⬇

今回も皆様の、貴重なお時間ありがとうございました...!
気に入ってくださったら嬉しいです。
皆さんの意見も聞きたいのでDMなども大歓迎です^^

#教育 #コミュニティ #所属から接続へ 

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