「ありがとう」を伝える先に思うもの
皆さんこんにちは。
記念すべきスタッフブログ第1号です。
初めてのブログ、何を書こうかと迷いましたが、いつも私が大切にしていることを書いてみようと決めました。
私がいつも大切にしたいと思っていること、それは「ありがとう」を伝えるということです。
私には子どもが3人います。
しかも上は双子。そう第1子、第2子が一度にやってきたのです。当然のことながら慌ただしく始まった子育て。
おむつ替えも、深夜の授乳も二人分。一人が泣けばもう一人も、一人が寝付いたと思ったら今度はもう一人が起きてくるなんてこともしばしばでした。とても大変ではあったのですが、今振り返ってみるとその時の育児はすごく楽しく面白く「あの時の双子の赤ちゃん期を過ごしてみたい」と思えるほどです。
なぜそう思えるかというと周りのサポートがあったから。
周りの手にたくさん助けてもらったからこそ身体も心も健やかに怒涛のような双子の赤ちゃん期の子育てに励めたのだと思います。
しかしながら最初から私は誰かに「助けて」と素直に甘えるのが上手ではありませんでした。
双子が我が家にやってきたとき、母が最初の2ヶ月ほどではありますが週に1、2回ほどのペースで通ってくれていました。私はせっかく母が電車を乗り継いで孫に会いに来てくれるのだからといつも以上に掃除を張り切ったり、お昼ごはんやお茶の準備とおもてなしに精をだしました。
そんなことが続いたある日、ついに母から「あなたに休んで欲しいから来てるのよ。何もしなくていいの。ゆっくり休みなさい。甘えられる時には甘えなさい。」と注意されたのでした。
母は孫に会いたい気持ちももちろんあったとは思うのですが、それ以上に私の身体を労りに来てくれていたのでした。その母の言葉からふと
「あ、甘えても良いんだ。休んでも良いんだ。」
と肩の力がふっと抜け、母が来たら横になる時間をもらっては寝不足を補い、温かいご飯でお腹も心も満たされこどものいる生活リズムにも少しずつ慣れてきて一段と育児も楽しくなりました。
そして少しずつ主人にも困っていること、協力して欲しいことを伝えるようにしました。
育児や家事に出来ることから助けてもらい、結婚当初お米も炊くことに不安を覚えていた主人も今では私がいなくても家のことが全て回るくらいのスキルになっています。
そして友人やママ友にも色々と不安も相談もするようにしました。
いつも誰も嫌な顔せずに進んで助けてくれたり、協力してくれるのはどうしてだろう、と考えていたところ1つ思い当たるところは「ありがとう」の気持ちや言葉をちゃんと伝えていたことくらい。
「ありがとう」の気持ちを持つとともに思っていたこともあります。それは今度自分が力になれるときには絶対に力になってお返ししようと言うことです。
そしてここ数年今度は私が「ありがとう」と言われる立場になることも増えてきました。自分が力になれる側になって感じたのは「ありがとう」と言われることの嬉しさでした。
「ありがとう」の気持ちは伝える方も、伝えられる方も笑顔になり嬉しいものです。それはどんな年代の人にだって言えることだと思います。
現に我が家のこども達もお手伝いをしてくれた時に「ありがとう!助かった」を伝えると満面の笑みになります。更に有難いことにもっとやる気を見せてくれたりもします。
また我が家では家事は分担制です。
結婚当初よりも随分と家事スキルのあがった主人とは「出来る時に出来る方が」という家事分担いつの間にか当たり前になっていました。それが上手く回っているのもお互いに「ありがとう」と伝えることを忘れずにいるからだと思っています。
「ありがとう」は一番身近でお互いを思いやる言葉です。
家族という身近なところから「ありがとう」を伝えることを忘れないでいると温かな気持ちはきっと次につながっていくはずです。
家族から友達へ、先生へ、社会へ。
子ども達がたくさんの「ありがとう」の中で育っていけるような社会になると良いなと願いつつ、今日も家族へのさりげない「ありがとう」を伝えようと思います。
そして、てとてのサービスにも相手を思いやる「ありがとう」の気持ちと心がたくさんあふれますように。
家事代行子育て支援のたすけあいてとて
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