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「ゆく年くる年」を見てお風呂に入り

「ゆく年くる年」を見てお風呂に入り、布団を敷いている時ふと思った。今年は四捨五入したら「大台」に乗る。あと5年。
なあんだ。
想像以上にイケそうじゃん。
この2年くらい、漠然とした不安に苛まれることがあった。この先の自分、この先の生活、この先の。ふとした瞬間にそういう考えが頭の中に浮かぶと、ぽたりと落ちた墨汁がじわじわと染みてくるみたいに心にまでそれが広がった。普段、夢中だったり享楽的だったりする時間を持てば持つ程、暗い気分になると一人落ち込んだ。
それが、昨夜大台に乗ると思ったら、何故か凄く気が楽になった。ここまで来たんじゃないか。もうオタオタする必要もない。前を向いて進んでいくしかないんだ。
そう言えば40になった時も同じだった。39まで本当に苦しかったが、40の声を聞いた瞬間、もういい、もう焦ったり慌てたりするのはやめて、どっしり構えようと思った。思ったら、2年後に今の夫と出会った。
不言実行なので具体的なことは書かないが、前を向いて進んでいくために、「自分は自分」でいることをあらためて大事にしたい。たとえ人が皆西へ行くと言っても、違うと思うなら、東に留まればいい。それだけだ。

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