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「一発芸」を身につけよう!その方法とは?

#一発芸 #宴会芸 #社内旅行

人それぞれ、ここイチバンの時に披露する芸があるはず。自分には2つあった。シャンソンの「枯葉」と、川上音次郎の「おっぺけぺ節」。「枯葉」というのは、仏国シャンソンの定番曲だ。小学生のころ従兄が家に居候していた。大学に入ったのだが、大のシャンソン好き。このため家では常に流れていたのだ。何故か覚えてしまう。「門前の小僧、習わぬぬ経を読む」とは、このことだ。

川上音次郎の「オッペケペー節」、こちらは、自分が大学生のとき、ハマったもの。明治時代に作られた日本最古のラップとも言われ、歌詞がなんとも心地よい。そのうえ社会風刺にもなっているので、心を奪われたのだ。毎日口ずさむことで覚えてしまった。

*一発芸、人前での初体験!
就職して驚いたのは、会社ではなぜか芸を披露しなければいけないこと。社内旅行での宴会、その途中で順番が回ってきた。ここで初めてやったのが、シャンソンの「枯葉」を歌うこと。当時カラオケなどはなく完全なアカペラ。歌詞を全て覚えておかなければいけない。入社早々のことだったので、この事は知らなかったが、バッチリ歌詞を覚えており、我ながらうまく歌えたと感じた。おかげで、第二位の専務賞をもらう。

友だちとの温泉旅行でおこなったのが、「オッペケペ節」。かなりいい加減な手振りをつけて歌う。ラップ部分になっている歌詞について知っているのは私だけだったが、「おっぺけぺー」、「おっぺけぺっぽー」、「ぺっぽっぽー」は皆の頭に入ってるらしく、一緒になって盛りあげてくれた。

*一発芸、その存在意義とは?
これは昔からあると思われる。宴会ともなれば、主催者側としては盛り上げてもらいたいものだ。面白いネタや、笑えるネタがあればより楽しめると言える。このための「一発芸」というわけだ。以前は「隠し芸」と呼んでいたと思う。当時の会社員は誰もが身につけていた。

現在は、ほんの短時間でおこなう「瞬間芸」という意味合いがつよいい。これはこれで事前に考えておかなければ、なかなかできないと言える。そこでどんな芸がいいのか考えることにした。定番は、お笑い芸人の「一発ギャグ」、これを参考にするといい。

*事前に準備しておく「一発芸」
❶替え歌で、ワンフレーズ歌う!
❷有名人のモノマネで、一言!
❸誰でも簡単にできる手品!
❹偉人の名言を、笑えるネタに変換!
❺コスプレで、歌いながら踊る!
これらそれぞれ、一例を紹介しよう。

❶円広志(まどかひろし)の「夢想花」。これ、「飛んで飛んで飛んで、回って回って回るー」だ。これを、ビール瓶を持ち、「飲んで飲んで飲んで、回って回って吐くー」に変換し、倒れる。
❷息を吸い込み、そこで一旦止め、くしゃみを堪える格好で「森進一です」。「僕を産んでくれてありがとう」、「おふくろさんー♫」とモノマネする。
❸ 2人でやる簡単マジック。1人が床に仰向けに寝る。そこにもう1人がシーツをかぶせながら、「これから人体浮遊マジックをやります」と言う。このとき床に寝ている1人は体を回転させ、うつぶせになり、徐々に体を上げていく。この時、立っていた1人は、シーツに足を絡ませ、シーツをめくってしまうのだ。
ここで一言、「失敗したー」と…。
❹トルストイの名言。「人は友に自分の秘密を話すが、その人にはまだ友がいるのだ」と言った後、大声で「だから〇〇がバレたんだなぁ」と声を張りあげる。
❺今なら、楽天やAmazonで、いくつものコスプレが売っている。これを身に付け、そのキャラになりきり歌い踊るだけでいい。これはかなり楽だ。

*まとめ
社会人なら、常にダシモノを考えておくのがよい。やっちゃいけないのは「イヤイヤながらやる芸」、「誰かに助けを求め、ヤレないと言い張る」、さらに「仲間の悪口につながる芸」。これらは絶対に回避すべきと言える。だからこそ、事前に仕込んでおかなければいけないのだ。
一回ウケれば自信がつき、また新たなネタに挑戦するようになるだろう。職場の人間関係も変わってくるはず。私も「枯葉」を歌い、賞をもらったことで、周りの態度は変わったように思われた。これも人間関係の潤滑油ということだ。

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