自己啓発としての片付け! 片付けが自己を高めるとは?
物を散らかす!と言うのは、詰まりが原因となっているそうだ。片付士の小松易さんが、そう述べている。
小松易さんは、大学卒業後に建築会社に入社し、現場で片付けの重要性を学ぶ。その経験から、片付けを通して企業と組織を変えるコンサルティングを行っている方である。
人とのコミュニケーションが滞る、つまり『詰まる』ことで、ものが片付けられなくなる。これには脳がおおいに関係しているようだ。やるためには、モチベーションが必要。ところが、それがうまくいかないと気持ちが働かなくなる。結果そのまま放置されると言うことになるということだ。
一方、脳を良い状態に保てば、物の置き場もベストになるといえる。
片付けの流れを見ていこう。
①すべてのものを広げてみる。
②要るモノも、要らないモノに仕分ける。
③不用品は捨てる(またはリサイクルにだす)
④自分なりの分類法によって、仕分ける
⑤ 自分で決めた所定の場所に収める
脳の関係からもう一度考えてみると 、人との関係が良くなることがトッカカリになり
(イ)やる気が出せる
(ロ)作業に取り掛かる。
(ハ)みるみるきれいに片付く
(ニ)ドーパミンが分泌され、気分が良くなる
(ホ)さらに、やる気になる。
再確認☆片付けの3ステップ
❶モノを減らす、整理
❷モノを取り出し、使いやすくする、整頓
❸整った状態の『維持』
不調な時ほど、片付けをすべし!この意味は、脳の滞り(=つまり)を解消することで、心を元気にすると言うこと。幸せな気分になれば、仕事を効率的にこなすことができるようになる。
日々の生活で、まずこの片付けをやっていくこと。自己を高め、心を元気にし、活力を与えてくれるだろう。まさに自己啓発の第一歩は、片付けにあると言っても間違いなさそうだ。