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[ 医療 ]お酒と日本人。体質による酒への接し方を学ぼう! (筑波大の研究2024)

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#酒と日本人 #減酒
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#アルデヒド分解酵素

そもそも酒を飲んでもあまり酔わない。そのうえ二日酔いということもなかった。だから酒を飲んだから楽しい!などということもないのだ。自分には音楽という楽しみがあり、毎日の筋トレでも充実していたのだ。ただ人との付き合いは良い方だった。人の誘いを断った事はなかった。飲食そのものに喜びを感じたと言える。

*酒のもたらす作用!
アルコールは気分が良くなるという効果がある。その実感は強い飲み物といえるだろう。しかし時間が経つと体からジョジョに抜けていってしまう。そこでまた気分を良くしようとして酒を飲んでしまうのだ。精神面に作用するのが第一のポイントである。

お酒が体内に常にある状態がつづくと、それに体が徐々に慣れていく。これがいつもの状態と勘違いしてしまうことになる。逆にアルコールが抜けると、異常と感じるようになってしまう。このとき離脱症状がおき、発汗や手の震えなど、自律神経がおかしくなり、ときとしては不安や焦りなども出てくることがあるようだ。

さらに酒を飲みつづけると、誰でも酒が強くなるということがある。肝臓でのアルデヒト分解酵素の活性が増すようだ。しかし、一方で、脳での感受性はだんだんと低くなっていく。つまり少量の酒では酔えなくなってしまうということだ。

*酒への体質を知る!
外国人に比べると、日本人は酒に弱い人がおおい。すぐに顔が赤くなったり、心臓がドキドキするような人もいる。あきらかに他国の人とは体質が違うようだ。そのあたりを見ていこう。

体内にアルコールが入ると、まず肝臓が働きだす。この肝臓内に分解酵素によりアルコールが代謝されるというわけだ。この肝臓内でアルコールを分解してできるのがアセトアルデヒドという毒物である。この毒物、体にとってはかなり害のあるものだから、これを分解していく。そしてできるのが酢酸である。

一つ目の肝臓内の分解酵素は、1 B型アルコール脱水素酵素。ニつ目がアルデヒドを分解するアルデヒド脱水素酵素である。この2つの酵素の活性度が、人によって違うため、5つのタイプに分類できるのだ。

*お酒、5つの体質!
〈A型〉 酒により長いこと気分が良くなるタイプ。1 B型酵素の活性が低く、アルコールはいつまでも分解されずに残る。一方で、アセトアルデヒドは分解しやすいため、二日酔いや気分が悪くなるという事は無い。
〈B型〉 飲んでも普段とあまり変わらないタイプ。そのためついつい毎日大量に飲んでしまう人がいる。1 B型酵素もアルデヒド酵素もよく働くのだ。
〈C型〉 酔いやすく二日酔いにもなりやすいタイプ。1 B型もアルデヒド分解酵素も活性が低く、本来はあまり飲めないタイプだ。
〈D型〉 酔うとすぐ顔が赤くなるタイプ。アルコールは分解するものの、アセトアルデヒドの分解が進まないため、あまり飲めないといえる。
〈E型〉 少量飲んだだけで、眠気や吐き気がおきるタイプ。不快症状が強いため、これらの人はまったく酒を飲めない。

*タイプ別の注意ポイント!
酒にかかわる病気には次のようなものがある。脂肪肝(肝臓ガン)、アルコール依存症、食道ガンや口腔ガンを注意すべきだ。それぞれ体質により気をつける点が違ってくる。

⑴肝臓わるくするのは特にB型といえる。だいたい日本人の半数がこのタイプ。けっこう飲めるし、毒物であるアセトアルデヒドも分解しやすいため、どうしても肝臓に負担をかけてしまう。
⑵アルコール依存症に一番なりやすいのがA型。しかしB型も毎日飲む人は気をつけなくてはいけない。かならず1週間に1日から2日は休肝日、酒を飲まない日を設ける。
⑶C型とD型は、食道ガンや口腔ガンに気をつけよう。もともとアルデヒド分解酵素が少ないため、毎日のみ続けるとリスクが増すことになる。

*親族でガンになった人物!
この方、もともと酒には弱く飲めないタイプだった。仕事で飲むことを覚えたという。それからというもの、休みの日でも飲むようになった。酒は毎日と飲み続けることで、分解酵素は活性があがるようだ。しかし、結局は食道ガンになった。

もともと無口なタイプである。それが酒が入ると饒舌になった。そんなところから酒量は増えたのだろう。本来なら年齢が上がるにつれて、酒は控えなくてはいけない。しかし定年後も飲み続けていたのだ。

*まとめ
自分の体質はB型だと考えている。また性格としては「おしゃべり人間」である。だから、飲まなくてもなんという事は無い。また飲みたくなくなる理由もあった。作業を飲むと下痢しやすいのだ。この手の人はかなりいるという。アルコールを摂取すると水分が腸から吸収しにくくなり、そのため下痢を起こす。これによりこの10年ほどはまったく酒を飲んでいない。

とにかく酒イコール毒物の一種と考えるべきと言える。男性なら缶ビール2本、女性なら1本までにしておいた方がいい。海外国内の研究で答えが出ている。せっかくの知識だ。これを頭に刻んでおこう。

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