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人工知能AIの進化、どこまで進むのか、そして社会はどうなる?

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#機械学習 #データマイニング
#AIの危険性

最近、ニュースでAIがかならず話題にのぼる。それほどまでに、いま社会ではこの人工知能が今後どうなるか?気になっていると言うことだ。国家から企業そして個人に至るまで、人工知能が今後使われていくと思われる。これにより社会はどう変わるのか?誰もが気になるところだろう。

*人工知能(AI)の歴史!
第一次AIブーム。
1950年頃、英国の数学者であり、暗号研究で有名なアラン・チューリングによって、人工知能の概念が提唱されたことにより始まる。チューリングは、AIが人間の思考や感情をどの程度まで再現できるか?分析方法を開発したことでも知られる。彼の業績は、機械学習・深層学習・自然言語処理など、現代のAI技術に多大な影響を与えた。コンピューターが人間による学習に近いことができる可能性を示した人物でもある。

第二次AIブーム。
1980年代に起きたブームである。専門知識を取り込んで推論をおこなう仕組みにより、複雑な問題を解けるようになったが、活用できる知識量に限界があったため、1990年になる下火となった。

第三次AIブーム。
これは2000年から現代まで続くAIブームだ。ウェブの普及により、大量のデータが集められるようになり、このビックデータを用いてAI自らが知識を自動で獲得する、機械学習が始まる。さらに画像認識、音声認識、データ同士の総合関係や傾向性を見つけ出すデータマイニングも可能となった。

*AI利用の問題点とは
AIが、どのようなプロセスで判断したを下したか、これが説明できない。またAI活用で起きたトラブルの責任、その所在が誰になるのか判断が難しい。さらに、AIが人間の知能を超える時点、つまり「シンギュラリティ」はいつになるのか?ここに注目が集まる。

AIの世界的権威、レイ・カーツワイル氏。彼によると、「2045年あたり」だと言う。マサチューセッツ工科大学卒で、大学在籍中に、起業したことでも有名だ。その後も数々の発明と、AIについての著述で名の知れた人物である。

*AI活用のプラス面!
① AIが得意とする単純作業。
AIを使用することで、ヒューマンエラーによるミスが減少。より少ないコストでの製品の製造が可能となる。製造業にとっては、頼もしい存在となると言える。

②人手不足に貢献する!
日本の場合、少子高齢化による人口減少社会だ。今後さらに働き手がいなくなるが、これをAIを利用と機械を使うことで、この問題が解決できる。今後は、農業酪農などの第一次産業にも普及されていくと思われる。

③企業経営の間違いが減る!
ビックデータの活用により、不要となる在庫を減らし、より効率的な経営となる。顧客満足度の向上にもつながり、企業の社会的貢献は大きくなると思われる。

*AI利用の危険性とは?
一方で、英国生まれのAI研究者、ジェフリーヒントン博士。ディープラーニングを見出した。開発者の1人だが、AI利用のリスクについても訴えている。「現在のAI、人の脳よりも賢くなれるアルゴリズムを持っている」と言うのだ。

❶短期的なリスク
現在問題になっているのは、フェイク動画や偽の画像、そしてフェイク音声がいとも簡単にできてしまうこと。これがネット上で拡散されている。こうなると、何か真実なのか?人々にはわからなくなってしまうのだ。

*長期的なリスクは?
人はさまざまな経験を通じ、トライ&エラーで進化するもの。だが、AIは、この繰り返しがきわめて早い。このため良からぬ方向へ一気にいってしまう可能性もある。

つまりAIが人を支配するようになる可能性が十分にあると言うのだ。やるべき事は、制御不能にならないよう、幾重もの安全装置を組み込んでおく。人への危害を加えるようなら、自己消滅するよう設計しておくべきだ。

*まとめ
果たして、このAIはどこまで進化するのか。研究者でもわからないとされる。企業や役所、そして我々個人も、これを使いこなす時代がもう直近にまで迫っているようだ。乗り遅れたら損ということだろう。

ただ、当然リスクもあり、我々としては節度をもって利用し、法令違反にならないようにしなくてはいけない。今のところ言えるのは、そこまでと言うところだろう。

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