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彩の国『さいたま』、わが愛すべき郷土!
#埼玉県 #彩の国 #武蔵国
#全国ランキング
埼玉県民の「県への愛着度」は、全国最下位の47番目。しかし小5で引っ越してきたとはいえ、小学校中学校と地元の学校を卒業している。自分の体験から言えば、他の地域の学校より数段と環境はよかった。しかし、この両校とも、十数年前に廃校となってしまう。不思議なのは、これを推し進めた市長がこの学校の卒業生だったこと。政治家とは、そういうものなのだろうか?
*全国ランキング、ベスト項目!
男性が多く女性が少ない。といっても、半々の男女50%ずつ。ほとんどの都道府県では、女性が多いということだ。都心に近く、通勤通学もラクラク。働く男性たちにとって暮らすには良い土地ということだろう。
教育にかけるお金、これは全国第1位である。やはり学問を身に付けることが、その後の人生に大きく影響する!それは県民をよく知ってると言うこと。埼玉県内の各駅前を歩くと、塾のおおさには驚かされる。
書籍や雑誌の販売額も全国第一位。これは文化人としての埼玉県民の特徴と言っていい。最近、本を読まない人が全国的に増えているようだ。そのなかにあって、学ぶ意欲があるのは埼玉県人である。これは誇るべきことと言えるだろう。
*全国ランキング、ワースト!
これという政治家がでていないのが埼玉県。首相に至っては明治から現在まで一人も輩出していない。お隣の東京が5名、群馬県が4名。その間に挟まれたこともかなり影響したようだ。
ということは、国からの補助金も少ない。医師の数や教員の数も全国最下位の少なさ。地方公務員も圧倒的にすくない。考え様によっては、これはもっとも国に貢献しているとも言える。財政からみれば、国にとって嬉しいことと言えるだろう。
あまりよろしくないのが健康面のようだ。埼玉は100歳以上の高齢者数は全国最下位である。そんなに長生きのできる土地ではない。睡眠時間も全国一すくないと言える。また埼玉県民の負債額は全国第二位。第1位の東京は、埼玉よりわずかに多いが、貯蓄額はダントツ第1位で、総合すれば埼玉県民の持ち金は少ないといえる。
*埼玉に居住するメリットは?
都心に出るのに、1時間とかからない。そのうえで地価が安いとなると、固定資産税も小額で済む。働くうえでも、住むことにも適していると言える。さらに災害も比較的すくない。活断層もあまりなく、台風も不思議に直撃はしないので安心していられる。
たしかに埼玉には、これという温泉リゾートはない。だからホテルや宿が圧倒的に少ない。だが、わずか数時間クルマを走らせれば、群馬や長野に行くことができる。この2県は、温泉の宝庫。だから県内なくて困るということは無いのだ。
医師の数も病院の数も少ないが、少し移動すれば、都心の病院に行くことができる。デメリットと思われることでも、そういった意味においては問題ないと言えるだろう。
*もともと武蔵国(むさしのくに)!
歴史を見ると、明治期以降に無理矢理、東京・神奈川・埼玉に分けた。もとをたどれば一つの国だったのだ。そこがわかれば、埼玉は、都心を「彩る国」と言えるはず。埼玉県民の多くは、「都民の意識」を持っていると言える。
今年(2024年)におこなわれた東京都知事選挙。自分自身、都民でもなかったが、やたらに注目していた。結果は案の定、現職の小池百合子氏が勝ったが、第2位以下がどうなるか!真剣に見ていた。無意識ではあるが、自分を都民と思っているのかもしれない。
*まとめ
長野県や静岡県でも暮らしたが、いちばん良かったのはここ埼玉。高校大学は東京に通った。つまり東京都民の知人や友人ができたのだ。しかしやはりあまり落ち着かなかったと言える。埼玉県民と比べると、どこかギスギスしたところが私には感じられた。
やはり東京である。競争社会というものが親から子供に伝わるのかもしれない。そんなこともあり、私にとってここ埼玉こそが「安住の地」と呼べる場所だ。