移動するモダニズム
神奈川県立近代美術館 葉山で「移動するモダニズム」展を鑑賞。葉山館開館20周年を記念する企画で、主に今から100年前の1920~1930頃の主に日本の近代絵画や彫刻の変遷をたどる。
時代背景としては、ロシア革命や第一次世界大戦の終結。スペイン風邪のパンデミック。関東大震災による破壊と復興。そして世界大恐慌。
そんな時代の空気を現代の私たちも目から感じ取れる作品が多く、とても見ごたえのある内容だった。
今年は関東大震災からちょうど100年ということで、会場内で大震災の記録フィルムも上映。神奈川は震源地から近く、津波の被害にもあっている。
展示作品の中にも、震災をテーマにした絵が何点かあった。
個人的には和達和男が好み。村山和義もよかった。
気になったのは久米民十郎。何だこの人は。何者だ。
(文章で作品を表現する力が無いので、「何がどうしたって?」と思う方はよければ実物を見てみて)