season13　9話・10話　ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー（ポケモンAＹG）

9.『テラスタル研修だよ！　全員集合！』

　千鶴子がやってきた！　連絡を受けてネモ達とアカデミーに来るヨーコ（ボタンは親父を何とか振り払ってやってきた）。
　エントランスにいた千鶴子。千鶴子の制服姿に感動するヨーコ&ぴっかりさん（他の同級生は別の地方に研修に行ったため、千鶴子1人だけ……）。　　　
　ここでスター団ボス達やってくる。テストの成績とSTCでの活動を評価され、受講することになったのだという。
　わいわいお喋りしていると、やってきたのはなんと姉弟&ブルベリ四天王&久夫のブルベリ組！
　本場のテラスタルの使い方の研修のため、ブライアの引率で来たという。次の学期が終わったら、ゼイユとネリネは卒業（「オイラも晴れて最終学年だぜい」）。ふたりは就職及び卒業旅行のパルデアの下調べもかねてるそう。

「よう、ヨーコ」

　バツの悪そうな久夫に驚くヨーコ。

「久夫さんも来るなんて」
「オーブ持ってる生徒はみんな来たんだ」
「久夫ったら、恥ずかしいから連絡しなかったんだって」

　少し苦笑い気味なスグリ、からかい半分のゼイユ。

「当たり前じゃろ！　母さんもおるんに恥ずかしいわ！」

　ムキになる久夫。かわいい理由にみんなクスクス。エントランスに感動したり（本の整理をしているポケモンに感動するタロ）それぞれ挨拶したところで、クラベルとオモダカ、四天王やってくる。
　と、ブライア、ペパーに話しかける。質問攻めしてきたので、

「ぴっかりさん、軽くいかづちおろし」
「ピカチュ！」

　ヨーコ&ぴっかりさん、容赦なく制裁。そしてすかさずどす黒オーラで迫るヨーコ。

「ブライア先生？　まーだ怒りたりんみたあですねーえ？」
「あ、ああ、すまない、つい……」

　アワアワなブライアに、ヨーコこわいかお&ぴっかりさん電気袋バチバチで、

「う・ち・じゃ・な・い・で・す・よ・ね？」

　ブライア、ペパーに謝る。許すペパー。

「ってか、むしろそーいう人に見てもらった方がいいんで」
「ありがとうペパーくん」

　ブライア、思わずほろり。
　これからチリとアオキと共にリーグに行くというブライアに再び圧力かけるヨーコとぴっかりさん。

「んなお客様にこわいかおしたらあかんで、ふたりとも」

　たしなめるチリ。が、すぐに低音ボイスで、

「ブライアさんがなんかやらかしたらうちとドオーできっちりいてこましたるさかい」

　ブライア、真っ青&滝汗で恐縮。アオキはひそかにため息。

＊

　ということで、みんなヨーコとネモのクラス、1-Aに移動。ヨーコ達パルデアカルテットとポピーは見学という名目で参加。
　改めてテラスタルの説明をクラベル&オモダカじきじきにされる。ハッサクもフカマル先輩と解説。
　そしてオーブを手渡されるスター団ボス達と千鶴子。もともとオーブを持っているブルベリ組とパルデアカルテットを相手に練習。ポピーも参加。
　練習後は生徒会長ネモのガイドでアカデミーのあちこちを案内。食堂で夕食を食べた後、翌日は野生のテラスタルポケモン相手の勝負及びレポート提出ついでに、それぞれ別れて冒険することに。

10.『カチカチ邸へようこそ』

　ゼイユ×ネリネ×ポピー。テーブルシティ郊外にあるポピーの家の裏に出るらしいということでお邪魔する。鋼タイプのポケモンがいっぱいいるので、通称「カチカチ邸」。
　テラスタルポケモンがカチカチ邸に突進するも見事防御！

「何かあったらカチカチにお助けしますの！」
「右に同じく」ｷﾗｰﾝ
「あんたら頼もしすぎ！」