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season8 16話 ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー(ポケモンAYG)

16.『ゴースト・オブ・ミュージック』


(元ネタ:サウンド・オブ・ミュージック)

 ライム&タイム先生がやってきた(音楽部オトナシの頼みで)!

「HEY、メーン!」

 盛り上がるオトナシ達音楽部!

「アンタたちかい!?  アタイにソウルを教わりたいのは!」
「ライムさーん」
「ヨーコ! アンタかい! ソウルフルビート・ライムっていったら、世界じゃけっこう名が知れてんだ。そのアタイを呼びつけるなんて、アンタ大物だよ、HAHAHA!」

 愉快に笑うライム。オトナシたちからもラップで称えられる。

「チャンピオンにごひいきにされたんじゃ、断れないねえ! アタイの魂のラップ! ブルベリの小僧どもにレッスンしてやるよ!」

 色めき立つ音楽部。ヨーコ、ペコリ。

「ぜひお願いします!」
「アンタ、ノせるのうまいじゃないか! 勝負のレッスンもまかせな!」

 時間があるので音楽部メンツとテラリウムドームへ。
 ここでカエデとの話も出る。


(回想)

「わたしはカエデ♪ カエデはパティシエ♪
パティシエっていったら♪ お菓子を作ったりする人(ひーと)♪」
「アンタそれ……、ラップじゃなくて連想ゲームだよ。ラップは韻を踏むんだよ! 韻を!」
「え~、ラップむずかしいです~。韻ちゃんも踏まれるの、痛くてイヤかもですし~」
「どこまで本気かわからない! このアタイがブルっちまってるよ」Σ(゚д゚lll)

(回想終わり)


 授業後、さっそく勝負へ(この時、久夫、手持ちのゴルーグのゴータの戦い方を色々教えてもらう。ライムもゴルーグを捕まえる)。

「アタイと対バンしたいのかい?」
「はい!」
「ハッ! 言ったね? アンタの従兄にも戦い方見せてやりたいし、アタイらの魂、マッシュアップといくよ!!」

 久夫と音楽部メンツが見守る中、勝負へ!

「オダブツ感じるトラブルは、上手に成仏、させてやる!」
「気分はマイナー、ストリンダー! 冷や汗立ちされ、かき鳴らせ!」
「病み上がりには耐えがたい? 怪しげたたりめ、マジパネェ!」

 勝利!

「なんだい、案外、完敗だ。アンタにバンザイ、ナンマイダ」



「HAHAHA! いいねぇ! アンタの魂、ビンビン感じたよ! アンタのこと、応援してるよ。あんまり肩入れしてやれないけどね」
「アタイの代表曲 『GHOST FATHER』ってトラック、聞いたことあるかい? 父親の墓参りのときに、リリックが思い浮かんだのさ」
「エントランスのバトルコート、なかなかいいじゃないか。客席にかこまれててライヴもできそうだね」
「悪さしてタイム姉さんをこまらすんじゃないよ!  あの人キレさせたらアタイより怖いからね!」

 と、噂をすればタイム先生もやってきた(ヨーコ同時に呼んでた)。

「初めまして、ブルーベリー学園のみなさん。わたしはタイム先生です。楽しい授業にしましょうね」
「タイム姉さん!」
「タイム先生ー」
「あらまあタイムにヨーコさん。お噂は聞いていますよ」
「姉さんも呼ばれたのかい!」
「ええ」

 タイム先生ヨーコを向いて、

「学園でチャンピオンとしていろいろがんばってるそうね。とっても立派よ。先生誇らしいわ。タイム先生なら、いつでもこちらに呼んでくれていいですからね」
「はい! 呼びまくります!」
「あら猛烈アプローチね! 先生ドキドキしちゃうわ」

 はしゃぐ先生。

「部活や冒険に大忙しだけど、たまにはお勉強も忘れずにね」
「はーい」

 またまたテラリウムドームへ。

「さっき妹と間違えられてサインをねだられちゃったわ。わたしとライム、全然似てないと思うんだけど……」
「いや……」(汗)
「うーん……」(汗)

 ライムとヨーコ、(汗)。

「そうそうライム! わたしが編んだカーディガン、着てくれてる!?」

 ライムため息をついて、

「姉さん……。アタイはソウルフルビート・ライム。ベージュのカーディガンはちょっとババくさすぎるよ!?」
「あら、いいじゃない。わたしたち立派にババアよ。ただでさえフリッジは寒いんだから!
 ……年寄りに寒さは大敵よ?」
「わかった、わかったって! オフのときに着るから!」

 やれやれライム。タイム先生大はしゃぎ。

「やったあ! 着たとこ写真送ってね、絶対」

 ここでコーストエリアで不思議な歌が流れるという噂をきき、ライムは興味津々。ヨーコはタロとオトナシ、姉妹と共にそこへ向かう。

「ブルーベリー学園でいわタイプのすごいところ教えたら、将来いわタイプ使い増えるかしら」
「うーん」
「ふむふむ、BPっていう通貨があるのね? 数学の問題に使えそうだわ」

 そこで幻のポケモン、メロエッタと出会う。
 その後、タイム先生との勝負に。

「あらヨーコさん、ポケモン勝負したいのかしら?」
「お願いしまーす」
「もちろんいいわよ、お手やわらかによろしくね」

 ライムと音楽部メンツが観客席に、勝負開始!

「ゼロになるまで負けません。岩岩フルスロットルしちゃおうかしら」
「いわタイプ×いわテラスタル。かくばりは何倍になるでしょうか?」
「もちろん2倍!」
「キョジオーンさんいきましょう! ストーンエッジを鋭角で!」

 勝利!

「その強さ、無限大ね」



「ヨーコさん、すごいわよー! 本当にお強いのね。わたしが全盛期でも勝てないと思うわ」

 帰っていくふたりを久夫と音楽部と見守る。

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