season5 12話 ポケモン×この世界の片隅にクロスオーバー(ポケモンAYG)
12.『学校最強大会! VSジニア』
第一回戦が終了し、外の様子が見えないテントで回復するヨーコ。再び出番が来たのでバトルコートへ。
「続いて第二回戦! 気になる組み合わせは……!?」
アナウンスにヨーコ、進み出る。
「チャンピオン・ヨーコVS……」
ジニア先生登場!
「……生物教師、ジニア!」
「ジニア先生!」
「どおもどおも、ヨーコさん」
ジニア先生にっこにこ。
「いやあ、宝探し中にチャンピオンになっちゃうだなんて、本当にすごいですねえ」
「ありがとうございます」
ヨーコ照れ笑い。ジニア顎に手を当て、
「チャンピオンクラスがふたりもいるクラスの担任……。ちょっとばかしプレッシャーがありますが、生徒に負けないように、先生もがんばらないとなあ」
ジニア先生意気込む。
「さあてさて、準備はいいですかあ? いいところまでいけたらいいなあ!」
ジニア先生、服を整えキリリと構える!
1体目、ウインディ繰り出すジニア先生!
「自分らしく、のびのびと力を発揮してくださいねえ」
「もっちろんです! 頑張ろうぴっかりさん!」
ぴっかりさん登場! ウインディのフレアドライブをかわしてあなをほる! しかし飛び出たところをフレアドライブ! 大ピンチ! しかし必死に食らいつきかみなりパンチ! 倒れるウインディ。
2体目、バンバドロ対わっぷるさん。アクロバットで翻弄するが、じしんくらう。その勢いに乗ってアクアステップ! 倒れるバンバドロ。
3体目、ラランテス対まんじゅう。リーフブレードくらうも、メガホーンでお返し。しかし倒れないラランテス。いきおいづいてリーフブレード! それを縫ってどくづき当てる!
ラランテス倒れる。
*
4体目、ヤドラン対ポンさん。様子見でローキック。効果は今一つ。ヤドラン、ひかりのかべで物理に強くなる。またまたローキックで素早さ下げるも、ひかりのかべによりあまりダメージならずヤドランかえんほうしゃ! 効果抜群であわやプスプスになりかける。
「これならどうじゃ! じごくづき!」
効果抜群ワンパン!
5体目、マルノーム対ヒナじろう。牽制にドリルくちばし。マルノーム必死でれいとうパンチ。目眩ましにマジカルシャイン。ついでに急所に当てる。またまたれいとうパンチをかましたところでルミナコリジョン! とどめ!
「わあ、強いですねえ! 育て方にコツがあるのかなあ?」
「一番は愛情です!」
「納得ですねえ!」
6体目、リキキリン対ゴンさん!
「エネルギーを注ぎこみまあす。いわゆるテラスタルです」
リキキリン、テラスタル。
「うちらもテラスタルじゃ! ええがに決めるで、ゴンさん!」
ゴンさん、テラスタル。
「技のパターンを変えましょう。どんな結果になるかなあ?」
リキキリン、サイコキネシス! 耐えてゴンさんはらだいこ。またまたサイコキネシスくらって大ピンチ! しかし真正面から受けて立ったゴンさん、気合いを入れてかみくだく攻撃!
倒れるリキキリン!
「ゴンさんすごーい!」
「ゴーン」
ゴンさんガッツポーズ。
「わあ! よくできましたあ!」
ジニア、驚愕しつつも笑う。
「第二回戦、勝者は……、チャンピオン・ヨーコ!」
アナウンスとともにまたまた歓声!
「えへへ、まいったまいったあ。ヨーコさん、強いですねえ。自信に満ちあふれてて、ぼくより先生向いてますよお」
「いやいやそんなことは……」
と、咳払いの声とともに、
「ジニア先生!!」
いつの間にかジニア先生の後ろに立ってたクラベル。ジニア振り向き呑気に、
「あれえ? 校長先生怒ってる?」
ヨーコを振り返り、
「ちょっと怒られてきます。次もがんばってくださいねえ」
「は、はあ……」
(汗)なヨーコ。クラベルから何やらくどくど言われてるジニア先生。
径子お母さんといい勝負とか思いつつ回復テントへ。残り2試合。