茶太郎のこと。
多頭飼育崩壊からレスキューした、腎不全末期の茶太郎くん。
推定年齢 10~12歳以上
体重は わずか2.3kg
自宅での毎日の点滴が欠かせず
腎臓貧血による食欲不振、吐き気、体力減退…
これらを少しでも改善できるようにと、週3回 増血剤の注射をしていただいてました。
口腔内や 歯の状態も悪く、食事を取れませんでした。
ステロイドを打ってもらって 少し楽になったのか、流動食を ほんのちょっぴり舐めただけでした。
2021年4月28日、茶太郎くんの具合が悪くなり、深夜に急遽 病院へ。
低血糖、飢餓、脱水を治療していただき、そのまま入院となりました。
その日から1週間弱、酸素室での静養と手厚い治療をして頂きましたが
5月3日、茶太郎くんは亡くなりました。
保護されてから3週間という 短い時間だったけれど
みんなからの愛情を たっぷり受けて、しあわせな最期を迎えられたと思います。
ご尽力下さったみなさんのお陰で、やっと 多頭飼育崩壊の劣悪な環境から抜け出せたと思っていたのに…
もっと早くに助け出せていたら、違った結果になっていたかも知れない。
せっかく あんな酷い場所から出れたのだから
おなかいっぱい食べて のびのびと猫らしく過ごさせたかった。
悔しい思い、悲しい思い、いろんな感情が湧いてきます。
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