村っこ

私たちは、2021年4月に武蔵村山の多頭飼育崩壊でレスキューした保護猫たちを幸せにする、団体の垣根を超えたチームです。 HPは コチラ → https://musamura.wixsite.com/tm21

村っこ

私たちは、2021年4月に武蔵村山の多頭飼育崩壊でレスキューした保護猫たちを幸せにする、団体の垣根を超えたチームです。 HPは コチラ → https://musamura.wixsite.com/tm21

最近の記事

チビのこと。

あたち、チビ。  いちばん おちびだったから”チビ”って、ママがつけてくれたの。 うまれてはじめて ふわふわのおふとんで ぐっすりねむって うまれてはじめて おなかいっぱい ごはんをたべて うまれてはじめて わんこの おともだちもできて まいにち、すっごくたのちかったわ。 ママに しんぱいかけちゃ いけないわよね。 だから、あたち さいごまでがんばったの。 だいすきなママに だっこちてもらったままだったから ぜんぜん こわくなかったの。 にじのはしのところまで、

    • 元気のこと。

      この子の名前は元気君。 レスキュー後、野獣先輩の家で数日過ごし 相棒宅に移動。 警戒心が強く、慎重派が多い 村っこちゃん達ですが 元気君は最初からスリゴロの甘えん坊。 ただ 偏食がひどく、相棒は頭を抱えていました。 保護部屋に居た元気君ですが、甘えたくてよく鳴いていたので 「早く里親さんが見つかるといいね」と相棒と話していました。 そんな時、いつもお世話になっている Sさんからご紹介いただき 元気君は Kさんのお家の子になりました。 先住猫ちゃんの なっちゃん、ワンち

      • 茶太郎のこと。

        多頭飼育崩壊からレスキューした、腎不全末期の茶太郎くん。 推定年齢 10~12歳以上 ​体重は わずか2.3kg 自宅での毎日の点滴が欠かせず 腎臓貧血による食欲不振、吐き気、体力減退… これらを少しでも改善できるようにと、週3回 増血剤の注射をしていただいてました。 口腔内や 歯の状態も悪く、食事を取れませんでした。 ステロイドを打ってもらって 少し楽になったのか、流動食を ほんのちょっぴり舐めただけでした。 2021年4月28日、茶太郎くんの具合が悪くなり、深夜に急遽

        • 東京都 武蔵村山市、飼い主死亡による 多頭飼育崩壊のハナシ ④

          この日は、市役所職員と保健所職員も 調査に同行しました。 まずは、経験豊富なボランティア2名で 姿を確認した猫を洗濯ネットで保護。 その後、集まったボランティア全員で 防護服と防臭マスクを着け 家の中に入りました。 玄関のドアを開けた瞬間、むせ返る悪臭と 目にしみるアンモニアで 目を開けることも、呼吸もできない状態でした。 各部屋の隅には 猫の糞尿が山積みになり、塚のようになっていました。 全ての部屋をくまなく捜索すると、キッチンのシンク下からたくさんの遺骨が見つかりま

          東京都 武蔵村山市、飼い主死亡による 多頭飼育崩壊のハナシ ③

          もう これ以上は待てない!と、Evaさんと保護団体さんが 翌日4月9日の深夜、再度現場へ行くと 東京都動物愛護相談センター・武蔵村山市環境課・東大和警察署ら十数名が現場に集結し、捕獲に入っていました。 あれだけ働きかけても全く動いてくれなかった警察と行政が、なぜ突然 深夜の捕獲に動いたのか? それは後からわかりました。 Evaさんが、市民レベルの訴えでは何も動かないと考え ある有力国会議員の事務所に相談してくれていたのです。 そこの秘書の方が一生懸命動いてくれ、東大和警

          東京都 武蔵村山市、飼い主死亡による 多頭飼育崩壊のハナシ ③

          東京都 武蔵村山市、飼い主死亡による 多頭飼育崩壊のハナシ ②

          2021年3月16日、地域のボランティアから「お婆さんが亡くなった」と連絡が入りました。 遺体が発見された2日後、市の環境課に行って 担当者に話を聞くと 「息子さんとは連絡が取れている。息子さんには 餌と水を与えるように頼んでおいたから大丈夫」 との説明を受けました。 ですが、心配だったので 仲間と協力して 毎日のように見に行っていました。 その度、ご近所の方にも様子を聞いて、本当に息子さんが いらしているのか確認しました。 誰も息子さんを見ていないというのですが、門扉

          東京都 武蔵村山市、飼い主死亡による 多頭飼育崩壊のハナシ ②

          東京都 武蔵村山市、飼い主死亡による 多頭飼育崩壊のハナシ ①

          東京武蔵村山市の戸建て住宅で、2021年3月16日に そこにお住まいの一人暮らしのお婆さんが、死後 数日経過した状態で発見されました。 そして、室内には 猫が20数頭いましたが お婆さんのご遺体が運びだされ、現場検証が行われた後 不妊去勢手術がされていない猫たちは、そのまま家の中に閉じ込められてしまいました。 私達は、亡くなられた飼い主さんに息子がいるとの情報を知り 「閉じ込められてしまった猫を保護したいので、息子さんに連絡を取って欲しい」と行政にお願いしましたが 「勝手

          東京都 武蔵村山市、飼い主死亡による 多頭飼育崩壊のハナシ ①

          設立経緯

          私たちは、今まで地域の野良猫のTNR活動を地道におこなってきました。 市からの助成金で、不妊手術 及び ノミダニ駆除を行い ワクチン接種やエイズ白血病検査など、助成金の限度額で賄えない分は 自分たちで支払ったり、フリマでの売上げや、里親様・支援者様からのご支援金などで なんとか活動してきました。 しかし、2021年4月の初め、武蔵村山市の賃貸一軒家で 一人暮らしの方が孤独死され その後3週間もの間、21匹の猫達が屋内に取り残されました。 21匹の猫達を救うべく、非常に多く

          私たちについて

          私たちは、2021年4月に武蔵村山の多頭飼育崩壊でレスキューした 保護猫たちを幸せにする団体の垣根を超えたチームです。 ​<活動内容> 武蔵村山多頭飼育崩壊でレスキューした猫達に基礎医療と治療を施します 預かりボランティア宅にて食事やトイレのお世話をします 健康状態をみながら、里親募集をします

          私たちについて