motoGP観戦で感じたこと
毎年この時期はバイク好き、レース好きなら気になるイベントがあります。
世界最高峰のライダーが最新のレースマシンで競い合う「motoGP」が栃木県の『モビリティランドもてぎ』で開催されました!夫婦イベントのひとつになり、例年通り2泊3日で観戦に向かいました。
私はバイクレースを辞めた2005年から毎年(コロナ時は無し)観戦に行っていました。いやいや現役の時に世界レベルの走りを見て刺激を受け速くなる努力しろって話なんですが、活動しながら自分がその舞台に立つことないっしょ?
なんか別世界に感じている部分がありました。とは言え、全日本シーズン途中でのランキング上位なら、ワイルドカードで参戦できるチャンスもあったんです。
目標でもありながら、現実逃避するなんとも不思議な考えです。
真ん中に位置するクラスですが、規格が通る車両、当時は年齢制限も無く、30歳だった自分にもワンチャンあったわけです(笑)可能性的にはゼロでは無かったっこと。
観戦し始めて最初の5、6年は「あの時もっと頑張っていれば」と思い返すと悔しさが込み上げ、半分泣きながらの観戦でした。
最近では流石にそんな気持ちが起きませんね^_^
今ではライダー全員を応援して無事を願い、最高の走りを見守る一観戦者です。
プライシングで感じた観戦場所
自由席や指定席、VIP席など観戦する席によってチケットの価格は違います。
VIPは何十万⁈
また、ほとんどが車やバイクで来場するお客さんです。駐車場も席からの近さ、キャンプや車中泊できる場所で価格が大きく変わります。今回は販売即完売される、キャンプステイできる駐車券を購入することができました!7月にネット発売されますが即完売される人気なんですよ!
通常の10倍の値段でびっくりするんですが、以前の安かったり、自由にキャンプして良いエリアと明らかに違いを感じました。
コースを見渡せる場所でテントから観戦できるのはポイントが高いところ。
野外観戦なので雨風をしのげないのは他と同じですが、変なお客さんが少ないです。遅い時間まで呑んで騒いでのグループ無しで夜は静か・バイクで来場するお客さんの入口ではないので、深夜の爆音無し。
これだけでも大きな価値を感じました。
3日間で8万人が来場したということです、近年では多い方とのこと。
ヨーロッパだと各サーキットに20万人押し寄せるそうですから、それに比べると日本は少なく感じます。
サーキット施設は黒字になっているのか?関東のど田舎とも感じる茂木町は潤っているイベントなのだろうか…気になるところです。
また、海外からの観戦者も多く感じました。同じチケット料かは不明です。
前戦のインドネシアは高すぎて、観客が少ないとXで見かけました。
現場で受ける刺激
テレビのCS放送やネットで観戦できる現代。なんなら結果だけ見ちゃえば、全部観た感覚にも陥る。だけどやっぱり現場から五感をフル活動させ感じるって醍醐味だと改めて感じました。
音楽ライブでも落語でもサッカーでも、
自分がなりたい目標にしてるモノなら尚更、技術をすぐに真似できるかっては無理だけど、まずは「生で」感じるが大切なんだと思う。
Moto2首位は日本人ライダー
ヘルメットメーカーのXからイベントに、妻が参加し抽選でサイン会に当選!
決勝前の選手に恐縮の言葉をかけ、一緒にサインと写真を撮らせていただきました。
プロモーション活動の一環とはいえ、走る前にサイン会なんて…大変だと感じました。
若いのにしっかりした口調に強いオーラ、テレビで拝見する以上に魅力的でした!
事前テスト無し、1年ぶりや初めて走るライダーもいるはず。
初日1本目からガンガン攻めていくスタイルは純粋にカッコいい。
効率よく動き無駄は抑えたのですが…歳のせいですね〜週の中頃まで疲れを引きずりました。
カッコいいと感じるモノを現場で感じ、活力をもらえた世界レベルの走り。
転倒する場面も少なく感じた今大会、
国内レースでは毎年のように大きな事故が発生しています。
好きでカッコいいモータースポーツが、社会貢献し経済的にも良い影響を与える存在になって欲しい、自分は経験者だが辞めている立場。責任までとは言わないが存続してもらいたい思いがある、だからこれからも現場に足を運びお金を使います(笑)
長文になってしまいました!
お読みいただきありがとうございました。