辞めるのを止めたくなる話
厳密に言えばあまり意味はないのだが、抑止力という意味では結構効果がある。
辞める辞める詐欺
なにかというと、辞める・辞めたいとのたまう社員。
シフトが辛いからと辞めると言う⇒辞めて欲しくないから少し融通を利かす。
人間関係が辛いから辞めたいと言う⇒辞めて欲しくないから希望する部署へ異動させる。
給料が安いから辞めたいと言う⇒辞めて欲しくないから少しだけ給料を増やしてやる。
会社側は辞めて欲しくないもんだから、なんだかんだと辞めないように手を打つ。
だから辞める辞める詐欺が出てくる。
また、承認欲求が強く、自分に注目が集まるよう、辞める気なんぞないのに、とりあえず辞めるという言葉を使う。
辞めたいと思ったら、辞めた方がいいですよ。
辞めたい、と同僚に伝えるくらい辞めたいのなら、辞めた方がいいですよ。
辞める、と口にするのなら、会社は止めはしませんよ。
辞めたい気持ちを抑えるのは不健全です。辞めましょう。
辞める・辞めたい、と口にする前にやるべきことがありますよね。
社会人である以上、己の言動に責任を持つのは当たり前です。
手元に残らない形で、これを渡し読み上げる。後で回収ね。
そしたら、辞めるってほとんど言わなくなりました。
それで実際に、辞めたいんですけど、って言ってきた人がいるんだが、辞める理由等は一切聞かず、『いつ付けで?』『有給休暇の取得方法は?最終出社日は?』『お疲れさまでした。今までありがとう』って言ったら、「いや、今すぐ辞めたい訳じゃなくて」などと言ってきたので、『辞めたいって気持ちを持ったまま働き続けるのはストレスになるので、辞めた方がいいですよ』って、辞める方へ促す。
すると、「辞めたい訳じゃなくて、改善をした方がいいかと…」と話を変えてくる。
辞めたいなら辞めればいい。
ただそれだけ。
辞めるという言葉を武器にするヤツは容赦しないよ。
そんな姿勢でいると、意外と辞めなかったりする。
そんな感じ。