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医学雑誌の休刊から物思いに耽る

科学評論社から刊行されてきた『泌尿器科』『消化器・肝臓内科』『老年科』『耳鼻咽喉科』が2023年1月から休刊のようです。

サイト内のお知らせには「諸般の事情」と記載されていますね。届いたものには、もう少し詳しい経緯が書かれた紙も挟まれていました。

あくまで「休刊」であって廃刊ではありません。
ですが、2023年1〜3月号の特集テーマが裏表紙にご案内されていることになんだか切なさを感じてしまいます。

多くの方は初めて聞く出版社だと思いますし、書店には行かれても医学書コーナーに足は向かないですよね。

でも「医学書は高い」イメージだけはあるかもしれません。

今回休刊になった上記4つとも月刊誌なのですが、定価は3,850円です。目次と索引を含めないと100頁程度です。

以前ご紹介した『弁護士のための医療法務 実践編』は、定価4,070円です。こちらは月刊誌ではなく400頁程度ありますが、やはり一般書に比べると高いのかもしれません。

専門誌は需要が決まっていますので、一般書よりも高く定価を設定しないと赤字になってしまいます。それでも刊行継続できなくなってしまうのが今の状況のようです。

復活した際には、2冊購入しますか笑
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