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“自分ごと”は自分ごとではないから安心したまえ 他2篇

僕は最近日記を始めました!
最近と言っても先週からですし、日記と言っても哲学と気づきみたいなものです。

現役の中学生のガキンチョがどんなことを考えているのか、どんなことを日記に書いているのか楽しんでいただけると嬉しいです。
※タイトルの日記と他の篇も収録しています。

・歴史を知ると今がどれだけ豊かか分かる

私はたまに古典を読むことがある。その時、ふと著者の時代背景、日常の様子、どう言う状態で書いているのかが頭に浮かぶ。
暖房もなくライトもなく、布を着てろうそくを頼りに、そしてペンと紙を使って書いているのだと想像する。

すると、何と現代は豊かな生活を送れる時代であろうかと気付かされる。豊か、そうでないかは比較対象があって存在する。その対象に触れることで(古典を読むことで)、しっかりと身に染みて感じることができる。

私は今、安全な住居、相棒のペンとノート、本がある。これだけあれば充分ではないか。

2024/3/23

・私が断片しか書けない理由

「万物流転」というように世の中はいつも変わり続け、宇宙の小さな片隅で過ごす私の思考さえ絶えず変化し続けている。

それなのに、1つのまとまった、体系された作品を書きつづることがどうしてできようか。
私は一般的な人間の1人である。

2024/3/23

・“自分ごと”は自分ごとではないから安心したまえ

君は何に恐怖を抱いているのか。君が今恐怖に怯えているのは、部活でシャトルランをすることであろう。

「宇宙即変化、人生即主観」これはローマ皇帝マルクス・アウレリウスの自省録にあった言葉だ。まさにこれこそ、世界の本質の1つの果実に凝縮されている。

時は必ずやってくる。来て、過ぎる。
同時に苦痛も過ぎ去る。なんと素晴らしいのか。
そして、その苦痛が自分ごとだと思い込んでいる。苦痛は君の肉体だけであって、精神までに直接影響を与えない。精神にダメージを受けるのは、自分ごとと捉える君次第なのだ。

エピクテトス大先生も言うように、自分次第になるものと、そうでないものをキッパリと分けるんだ。
君が怯えていたシャトルランの苦痛は君次第で失くすことはできるのか。違うだろう。シャトルランの肉体的苦痛は誰しも受けるものであり、もう誰にも変えることができない運命なのだ。
それが宇宙の秩序ならば受け入れようではないか!

今日も地球、太陽、月は動いている。君の心臓も動いている。いつもと何も変わらず秩序に満ちているただの1日じゃないか。
その秩序、君が受ける苦痛もまた、この宇宙の秩序の一部であるのだから、君はそれをただ待つだけ。
悩まずに待つだけなのだ。

2024/3/24

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