ただ話を聞いてくれる人
僕は中田敦彦さんのYouTube大学を観ていた身です。
もしかしたら今この記事を読んでいる方の中にも観たことある方もいるかも知れません。
その中田さんのチャンネルがここ最近更新されないなーと。
毎週何曜日の何回か動画更新のはずでは??もしかしてサボったのか!と思いました。
その反面、
何かあったのかな?
と少し心配していました。
その2週間後くらいに僕の父が珍しくYouTubeを見せてきて、僕にこう言いました。
「中田は変わったんだって」
この言葉が気になったので父とその動画を観てみました。
その動画 ⬇️ ⬇️
本当に父の言う通りで本当に価値観がガラリと変わっていて、本の前まで堂々とわかりやすく授業を動画上でしていた人がですよ、500万登録者が超えている中ですよ、こんなにも人って変わるんだと、変われるんだと思いました。
中田さんがどう変わったかを僕の解釈のみでまとめると↓
この動画を観た第一の感想が、全くその通りだなというものでした。
父が「哲学チックになってきたね。なんか仙人みたいな」と言っていたのを聞いて、『そうだ。だから共感の嵐でしかないのか』と気づきました。
中田さんのお話は、若い頃を振り返って、今こう生きてますというものでして、そういう反省から今の生活を送っているとなると人生哲学に非常に近いものだと感じました。
哲学に精通している僕からすると、すごく話の内容がスルスル入ってきて、中田さんも哲学者の側に来たと言いますか、第2の人生を歩まれているのかと上手く言葉に表せないですが、こんな風に思いました。
この動画の中で中田さんがおっしゃった中で1番印象に残っているのが、
「自分は話すことがとにかく好き」というのを知った
というお話です。
仕事も量を減らして、物も減らしても、話すことは減らせないらしくて。
中田さんがお笑いを始めたのも、プログレス(中田さんのオンラインサロン)を始めたのも、YouTube大学を始めたのも全部「誰かに話を聞いてもらいたい」これだけだったのだと気づかれたそうです。
だから今は毎日2時間は絶対プログレス会員の皆さんの前で話されています。
そして、YouTubeではなくプログレスで話す理由は、批判とかに遭わない、観なくていい人まで観てしまうということがないからです。
SNSアンチは相手に顔や実在の人物が分からないからテキトーにでも中傷してきます。
それに対し、中田さんは
「中田の話は正直言って何の役にも立たない。それでも中田の話が聞きたいんだ。そういう人に僕の話を聞いてほしい」
(少し実際の言葉とは違うかも知れません)
とおっしゃっていました。
これを聞いて僕は胸を打たれました。
本当に自分にとって大事なものは、いろんな今まで大事だと思っていたものを全て捨てた先に見えてくるのだと気づきました。
また、僕がこの以前のアカウントを削除して、今のアカウントを作成した経緯に似ているなと思ってですね。
前にも話したことがあると思うんですけど、以前のアカウントはビジネス目的、つまりお金目的で始めたものでした。
YouTubeや本に「今はネットビジネスだ!」「誰でもお金が稼げる!」という言葉たちにそのまま煽られて、自分で考えずに成り行きで始めました。
初日で50人以上のフォローを頂き、「よし、この調子で頑張るぞ!!」と思っていたのですが、3週間を過ぎてくると複数の問題に見舞われました。
これから状況はさらに悪化。記事はchatGDPに頼るようになり、noteを書くのが後ろめたい気持ちになりました。
そんな中僕はそのアカウントを消し、新たに再スタートを切ったこのアカウントです。
以前のアカウントよりフォロワー数もスキ数もビュー数も全然低いです。
しかし、そのおかげで「誰かに批判されないかな」とか「もっと役に立つ記事を書かないと!」という不安感や責任感に追われることがなくなりました。
やはり1番大きいのはフォロワーが少ないことで、自分の好きなこと、言いたいことを素直に偽らずに書けます。
そして、中田さんの話を聞いて、「僕も中田さんと同じで興味のある誰かに読んでほしい」「それもほんの1人でもいいんだ」という本当の自分の気持ちを知ることができました。
これからも不定期で記事を投稿していくと思いますし、僕の記事を読んで何かの役に立つわけでもありません。
それでも、僕の記事を読んでくださる方がいるなら、こんなにnoteを書いていて嬉しいことはありません✨
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