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ご主人様と犬とボール

うぇるかむ とぅ ぱすたふるわーるど!
こんちゃ!希凛のぱすたです!

ぱすたは現在、お盆休みなのですが、

あ、そんな!やめて!カルトンを投げないで!
カルトンはプラスチックで出来てるから痛いからやめて!
痛い!やめて!灰皿で殴らないで!痛い!!

間違っても、応接室(詰め部屋)で投げてはならないタイプの灰皿

とまあ、茶番はさておき、

お盆ということで、炎上している案件からほんのり離脱しているような気分だけ味わっているのですが、

これですね。笑

ともあれ、この件で今のところ、
私の勤める会社の出番など、
基本的にはないに等しいはずなのです。

が、燃えてる火中には、佇まなければならないのが、サプライヤーサイド?の宿命でして、
大メーカー様と、大ユーザー様との間で

すり潰されている最中にあります。

しかし、まあなんとも作る側のほうが使う側より強い?
使う側の要望に合わせて作る話なので、使う側の方が強い?

少々混乱しておりますが、
いわば、ご主人様と犬との戯れに、
身を粉にして投げつけられ
噛まれる
ボールになっていることは、
間違いようのない事実だと思います。

飼い主の思いを乗せて、
火の海に投げられる栗。
じゃなかった、ボール。

邪気を込めて噛みつき、500℃になった栗。
じゃなくてボールを飼い主へ
「ほら、これが欲しかったんだろ?お前が持って来いって言ったから!持ってきてやったぞ?喜べよヒューマン😏」
と、言わんばかりの犬。

ボールはどんどん
ただれ
ほつれ
いたみ
縫い目も裂け
朽ち果てて行きます。

しかし、意思や情熱を
必要以上に込めてやらなくても良い。
ただ淡々と職務、伝達をこなし、
必要なアクション(なすがまま。成されるがまま)を取り続ける。

それだけでいい。
と、言ってしまえば、気が楽なものです。

端から見たら、「仕事」はしてないグズ。
とも見える。

作業以下の「何か」だけ負わされている。
その御駄賃を貰い、生活だけしてる。

まるでそんな話です。

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私の大好きな作品に、
「PSYCHO-PASS」というものがあります。
この作品の1期終盤に出てくるもので、
親御さんが、飼い主の投げたボール遊びをする犬になるな。ボールとなれ。(的なニュアンス)

飼い主と犬。
そして、ボール遊びのボールになる(比喩)
のやり取りが心に刺さって、辛い時は自分が対岸にいるのではなく、「間」を飛び交うだけの存在なのだと割り切り、過ぎ去るのを待つ。のだ。
※そこに居続けたいならば

私はここのやり取りが、
まさに今の私の立ち位置に近しい表現だなぁと思っています。
そして、火事の場面、大火の場面でも、
自分を保つ上で大切(もっと強くなれとも思いますが)だと思ってます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

自発的に動けば、大火傷し、
動かないでいようとすると、大火傷する。
もちろん、
火の海草原でボールを投げるご主人側も
フラストレーションを溜め込み、火傷し、疲弊する。

投げられる犬にとっても、
火の海に飛び込み、火傷しながらボールを取っては持ってくる。
ボールを取っては火傷し、持ってくることになる。

だったら、
賢く、心を痛めなくすることがいいのではないか。

もちろん、
当事者意識、
請け負っている仕事、職務、職責を果たすために手足は動かさなければならない。

けれども、メンタルはボール。
ボールは
善も悪も
嬉しい悲しいも
どこか他人事に思うほど、
考えずに、
ただ出力に集中する。
そして、過ぎ去るのを待つ。
待ち終えたら、
またヒューマンとしてズイッと顔を出していけばいい。


狡猾な処世術を述べたいわけではないですが、
一人でできることって、
ポジションにもよりますが、
大変限られていると思います。

そのための、自衛策として、
どこか持ち玉の一つに、
「ボール化」も、持っておいていいんではないでしょうか?


それでは、私はお盆という火事場の休憩時間を堪能し、
再び火天の城に戻ろうと思います。

それでは💡
see you,soon!!


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