プロローグ 私は、最初、こうなるとは予想もしていませんでした。いつも練習しているスタジオの帰りに、白金さんと八潮さんに遭いました。二人は、これから花火を観に行くと言っていて、私も誘われました。「一緒にどうですか?)と。でも、断りました。 「こういう人の多い場所が苦手なので」と言って家に帰り…帰ると、日菜が広町さんと倉田さんと楽しそうに遊んでいて… そこから始まった物語。 〜1〜 日菜、帰っていたのね。広町さんも倉田さんもいらっしゃい
見えない道をたどっても 行きつく先は、何もない世界 澄み渡る空は青くきれいだった 周りは見える道があって自分はいつも道がない 考えても変わらないから その見える月は格別で 悔しくて寂しくて それでも努力した 何を言われても変われないのなら 私はどうすればよいのだろう