夕暮れ時の秋桜
誰も知らないあなたの苦と悲を
あなたが隠す秘と虚無を
どうせ誰もわかっちゃくれないのだと
寂しいこと言わずに
叫んでみるだけの価値はあるでしょ
心を開かなければ
誰も開いちゃくれないし
痛いって言わなきゃ
その傷を撫でても癒しても貰えないでしょ
あなたに近付こうと想う人の居ることに気付きもしないまま
心閉ざして、それで悲しみに浸るの
出来得ることならば
味わった全ての苦悶や恨み
理不尽さを
絶望や拒否に変えるのではなく
その得た負の力を
誰もが味わえないであったろう
悲嘆の全てを
愛に変えて欲しいのだとー
願うことは
無理ですか