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真夏/凍える池

15分も浸かれば、身体が凍え、唇の色が失せる。

その上流から流れる水は、水道水とは比べようもなく美味しい。

段々畑、大木、若い杉たち、蝉の声、蝶々、水桶に冷やしたラムネ。

小刀を上手に使う祖父の手は、魔法の手でありました。

ヤマミミズの巨大さに

一瞬、身を竦め、「お・・おじいちゃん、蛇が出た!」と

祖父の背中に隠れた私。

祖母が夏場に借りる宿坊(?曖昧・・)より顔出して、

その手に、「丁度、スイカを切るところだったよ、蛇は何処?」と、

握られた出刃包丁♪

お祖母ちゃんのほうが怖かったし~w

今夜は愉しい。

多くの場面、顔、私の大事なモノたちが

よう頑張ったね、と、頷いてくれる日まで、生きるっきゃ無い!気分なり。

真夏凍える池

再掲