カウンターレディはプ女子[あとがき]
オカダ・カズチカLOVE!な
カウンターレディは実在します!!
「レインメーカーで押し倒されたい」は
彼女がホントに言ったコトバです!(笑)
・・・どうしてこんなに長くなったんだろう?
(オマエ連載形式で何か書く時毎回それ言ってんな…)
ランベルクです。
拙著『カウンターレディはプ女子』、無事完結を
迎える事が出来ました。
これもひとえにコメントや応援をくださったり、
お読みいただいた皆様のお陰です。
本当にありがとうございました。
書いてる本人が終盤「…終われんのこれ?」とか
思ったもんですよ・・・もうちょっと考えて書けよ。
これまでに書いてきたものが高校時代ないし卒業後の
私をベースにした多感な時期の恋愛ものだったので、
今回は一歩進んで「大人の恋愛劇」を、と思い書き
始めたんですが・・・年齢こそ上がってるけどあんまり
やってる事は変わってないな(笑)、というのが当人の
感想です。そういう甘ったるいものしか書けないん
でしょうね、おそらく。
登場人物たちにはモデルとなった人が居ます。
まず”石やん”こと石塚ですが、彼は複数のモデルの
集合体で、そのベースはやはり私です。
いくつになっても自分に自信が持てずに、なかなか
最初の一歩を踏み出す事が出来ないのはほぼ作中の
通りです。
もう一人、その名も「石やん」という方もモデルの
うちの一人です。彼とは物語の舞台になっている
ラウンジのカウンターで知り合ったのですが、何故か
私の歌うカラオケをとても気に入って下さり、それ
から何かと食べたり飲んだりしている方です。
もうね、善意のオーラの塊みたいな人なんですよ。
いつもニコニコしてます。
ちなみに私、彼の名前を”石やん”としか知りません。
石塚の”陽”の部分は”石やん”、”陰”の部分は私だと
思っていただくとわかりやすいかと思います。
あずきは冒頭でも書きましたが実在するプ女子の
カウンターレディでシンママさんで未婚の母です。
ただモデルの人は作中ほど幼い感じではなく、結構
シビアな物の見方をする人です。それだけ苦労して
きた証なんだと思います。ただめっちゃ笑います。
かなり豪快に笑います。そこが魅力的です。
一人息子をとても大切にしているのは作中と同様。
あと、それなりにオタクです(笑)。
すみちゃんは私の雑記なども見てくださってる方には
お分かりになるかと思いますが、私の元カノであり
親友で”3人息子”を一人で育てる逞しいママさんが
モデルとなっています。
彼女にはあまり自分を表に出さない石やんの内面を
代弁するために出てもらいました。が、いざ書いて
みるとなんか石やんに対して未練ありげに見えるん
ですよね・・・。これ以上書くと私自身が何かマズい
気がするのでこの辺にしておきます。
出番は少ないですが陽子ママもカウンターレディ達の
モデルの女性たちが実際に勤めるラウンジのママが
そのままベースになっています。
その節は大変お世話になりました。
大山クンには特にモデルはいません。
よく居る三枚目の、でもいざという時には頼れる
親友といった感じです。
彼を物語を展開させるキッカケにする予定はまったく
なかったんですが、結果オーライというヤツです。
そして最重要人物、甲斐人くん。
この子は私の妄想の産物です。
もし子供が居たならこんな子がいいなぁ、という
ご都合主義の塊です。可愛すぎるやろこんな子。
ラウンジ以外でもう1箇所、お話の中心的な舞台と
なったのが「あずきのアパート」です。
私の中でイメージしていたこの部屋の間取りは
こんな感じになっています。
最初に石塚が訪れた際にはダイニングキッチンと
居間兼寝室のふすまをこの時だけ閉めています。
まぁ、すぐにあずきが開けてしまいましたが(笑)。
図ではわかりやすく布団が敷きっぱなしみたいに
なっていますが普段はきちんと畳んでいます。
石塚の部屋じゃあるまいし、万年床ではないです。
感覚的には居間のDK側があずきの、ベランダ側が
甲斐人くんのスペースというイメージでしょうか。
なので間取り図の布団の足元側あたりには、彼の
おもちゃなどが散乱しているかもしれませんね。
あと、ちょっとしたフレーバーとして挟み込んだ
『WINDING ROAD』。
実は2話を書いた時点であのエンディングはほぼ
決まっていました。
あずきのアパートが「入り組んだ住宅街」にあるのは
曲がりくねった道を歩いてもらうためです。
この歌好きなんですよね。私、小渕パート担当です。
さて、お話としては一旦完結としましたが、まだ私の
頭の中には語れていない部分もあります。
例えば20話の個室居酒屋で展開された石塚に対する
すみちゃんと大山からの質問攻めの数々と、そこから
見えてくるすみちゃんの心情。
そしてもちろん、石塚とあずきと甲斐人くん、3人の
その後のお話も一応考えてあります。
また機会を見てスピンオフや後日談といった形で
お披露目出来れば、と思っています。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
また少し期間を置いたら、次も何か書いてみたいと
思っています。
よろしければ、その時もまたお付き合いくだされば
幸いです。
それでは、また!