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夢と現:散文詩と私

夢の中に現れた君は

あの頃より少し大人びて見えた

吐息が触れ合うような距離で

変わらぬ優しい笑みを浮かべる

相変わらず僕をあだ名で呼ぶ君を

姓ではなく名で呼ぼうとした時

夢からうつつへと戻された僕

何故あれが夢でこちらが現なのか

ただただうらめしいばかりだ

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