音楽と(ゲームと)私#4
※前回までのあらすじ※
空気の読みすぎも良くないよ?
唄いたい曲唄おうね。
#2でも少し触れたが、私は浅倉大介さんの楽曲が大好きだ。T.M.Revolutionはもちろん、accessもいまだに聴いている。ウルトラマンシリーズの最新作『ウルトラマンアーク』の主題歌をaccessが担当すると聞いて今から楽しみにしている。貴水博之さんのハイトーンなボーカルは私にとってとても耳馴染みがいい。
浅倉大介さんの楽曲を最初に聴いたのは、T&Eソフトから発売された”アクティブ・シミュレーション・ウォー”ゲーム『DAIVA』だ。
ファミコンをはじめ、各メーカーの主力PCにて機種ごとに異なるシナリオが展開、それぞれが複雑にリンクするという、当時としては壮大なストーリー展開でちょっとした注目を集めていたタイトルだった。
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シリーズ第1弾でストーリーとしては第6章にあたる。
当時ヤマハのスタッフだった浅倉大介さんは、東芝EMiからの紹介を経て当作のBGMの一部を担当したそうだ。
私はファミコン版とMSX2版を自宅で、PC88版とPC98版を友人宅でそれぞれ遊んだ。機種ごとにBGMも異なり、特にFM音源を使用した機種の曲は私を虜にした。
のちにこのゲームの曲を『浅倉さんが元々頭の中でイメージした通りにシーケンサーで打ち込んだらどういうアレンジになるのか』というコンセプトでアレンジしたアルバムが発売された。このアルバムは浅倉大介さん名義となっており、私が浅倉さんを知ったのもこのアルバムに触れた時である。
やがて浅倉大介さんはTMネットワークのライブ活動のサポートメンバーとして、小室哲哉氏と密接に関わるようになった。思春期を小室サウンドとともに過ごした私は、ここでも小室サウンドを支える浅倉大介さんの”打ち込み”に魅了されていくのだ。
accessとの出会いは衝撃的だった。
ある日弟がCDを買ってきて聴いていた。魅力的なボーカルとシンセサイザーが奏でるデジタルサウンドはとても興味深かった。気になってジャケットを見せてもらうとそこには浅倉さんがいた。即ハマった。
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貴水さん、しゃべらなければカッコいいのにね(笑)。
当時はカラオケでも唄いまくったのだが、今原曲キーで唄うとなるとちょっとキツい。まぁ貴水博之さんご自身も今はキーを下げて唄っているので「さもありなん」である。
そう考えると同じく浅倉さんがプロデュースした西川貴教さんは”化け物”だ。なんで年々キーが上がっていくんだよあの人・・・。