雑記と私#79:最終予選は難しい
つい先程サッカーW杯アジア最終予選、日本vs
オーストラリアの1戦が1-1の引き分けで終わった。
欲を言えばホームで勝ち切りたかったところだ。
実際、決め切るだけのチャンスは何度もあった。
しかし、オーストラリアもここ数戦は不調では
あったがアジア屈指の強豪国の一国だ。
しかもグループ首位の日本に的を絞ってよく研究
してきている印象だった。
あと一歩のところでやりたいプレーをさせては
もらえない。
オーストラリアとしてはアウェイゲームで勝ち点1を
取れたという事で最低限の目的は果たしたわけだ。
これが最終予選の難しさだ。
これまでの道程があまりにも順調で、派手に勝利を
あげてきただけに勘違いしてしまいそうになるが、
本来最終予選を勝ち上がるのはそれほど簡単では
ないのだ。
それが証拠に日本は前回のアジア杯も優勝どころか
ベスト4にも入れていない。
アジアの中なら、などという楽な試合はない。
私は今日の試合、内容が悪かったとは思わない。
非常に緊迫感のある、拮抗した内容の実にいい
試合だったと思う。
個人的にもう少し頑張って欲しかったのは
堂安 律選手だ。
私はガンバ大阪のサポーターだ。
ガンバの生え抜きでドイツ”ブンデスリーガ”でも
活躍する彼の大ファンである。
今日は難しいゲームの中で守備に比重を置いていた
せいか、彼らしい鋭いカットインなどがあまり
見られなかった。
ファンとしては、やはり彼のゴールが見たいものだ。
右サイドからのカットインの流れからゴール右斜め
45°の位置で左足を振り抜き、外から巻くように
ゴールに突き刺さるあのシュートはいつ見ても
絶品なのだ。
日本代表では攻撃・守備双方でサイドの要となる
ポジションにいるため、ドイツでの所属クラブでの
ポジションと比べ守備にも奔走する時間が長いのは
否めない。
それでも、見たいものは見たいのである。
今日は特に攻撃ではいいところが見られなかった。
来月のインドネシア戦に期待したい。
繰り返すが今日の試合は決して悪くなかった。
オーストラリアがアウェイで意地を見せた、という
だけである。
がんばれニッポン!