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プロレスと私#2-2:DRAGON GATE②

※サムネイル画像は私が会場で撮影した、入場時に
コーナー上で見得を切るドラゴン・キッド選手。


前回は私の推しであるプロレス団体、ドラゲーこと
DRAGON GATEの歴史とその魅力について簡単に
お話しさせていただいた。

今回はそんなドラゲーの中でも私のイチ推しである
ドラゴン・キッド選手について触れてみたい。

ドラゴン・キッド選手。
現在ユニット”PARADOX”に所属。
現オープン・ザ・ツインゲート(=タッグ)王者
(パートナーは土井成樹選手)。


ドラゴン・キッド(DRAGON KID・”DK”)。
キャッチコピーは”究極龍2世”・”神の子”。
元はFMW(大仁田厚さんが創設したプロレス団体)で
レフリーをしていたが、レスラーになりたいという
夢を諦めきれず”闘龍門ジム”の門を叩いた。
同ジムの1期生で、”校長”ウルティモ・ドラゴンから
後継者として指名されマスクを授かった。”神の子”と
いう二つ名は『”神(ウルティモ・ドラゴン)”の子』を
意味している。
類まれなる身体能力から繰り出される空中殺法と
メキシコ仕込みの複合関節技を得意とする。
162cm・70kgとレスラーとしては非常に小柄だが、
かなりの大食漢。食べないとあっという間に筋肉が
痩せ細ってしまうという。あと遅刻魔(ダメじゃん)。
現在48歳であるがデビューから25年を過ぎた今でも
デビュー当時さながらの空中殺法は健在。全く
年齢を感じさせないそのムーブは一見の価値あり。
なおドラゲーでは非常に珍しい、デビュー以降
まったく悪役ヒールターンしたことのない選手である。

私生活では保護猫の里親を探すミルクボランティア
活動を行なう愛猫家の一面もある。

キッド選手についての魅力はもう観てもらったほうが
早いだろう。

何この身体能力。もうスゴすぎてスゴい(語彙力)。
入場テーマ曲(動画中の曲)は影山ヒロノブ氏が歌う
Jamaisジャメ-Vu(未視感)”。Dejavuデジャ・ヴ(既視感)の対義語だ。

キッドの技の名前は”神の子”にちなんで
ロザリオ・クリスト・バイブル・ゴルゴダ・メサイアなど
キリスト教にちなんだものが多い。
先述のデジャ・ヴ、ジャメ・ヴという技もある。

この変幻自在のアクロバティックな動きを間近に
観ればその虜になるのは間違いない。
私がまさにそうで、友人に旧闘龍門JAPANの旗揚げ
興行に連れて行ってもらった時にそのムーブを
目の当たりにして以来、もう二十数年追い続けて
いるわけである。

すっかりベテランとなった現在も看板選手の1人と
して活躍中のドラゴン・キッド選手。
その活躍、何より目まぐるしいその動きからは
一瞬たりとも目が離せない。

そして、たまに噛んだりすっとぼけた事を言ったり
するマイクパフォーマンスにも要注目だ。

今回はドラゴン・キッド一色でお送りしたが、
果たして私のこの拙い記事だけでどこまでその
魅力がお伝えできただろうか。

DRAGON GATEの試合の一部はYouTubeでも公式に
閲覧可能だ。もし興味をお持ちいただけたなら
一度ご覧になっていただきたい。

ハイスピードバトル、空中バトル、パワーファイト、
お笑い、ダンス、マイクパフォーマンス。
様々な要素がぎっしり詰まったドラゲー、地方興行も
積極的に行なっており常に全国を回っている。
会場では選手自身が物販コーナーにも立っており、
非常に近い距離でフレンドリーに接してくれる。

ドラゲーは本当に楽しい、最高のプロレス団体だ。
私は常々そう思い、会場にも足を運んで観戦も
している。女性人気も高く女性客が多いのも
プロレス団体として一風変わったところだ。
とにかくぜひ、触れてみてほしい。

DRAGON GATEで「盛り上がれ~!」
(キッドの決め台詞)。

”龍”の系譜。
左・”∞カラットダイヤモンド”ドラゴン・ダイヤ。
中央左・”世界の僕極龍”ボクティモ・ドラゴン。
中央右・”究極龍”ウルティモ・ドラゴン。
右・”神の子”ドラゴン・キッド。
ダイヤ選手はキッド選手の後継者だ。

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