再会、そして…[あとがきという名の自分語り]:短編小説と私
こちらをご覧いただいているという事は、
拙著をお読みくださったという事でしょうか。
そうであれば、お付き合いくださり誠に
ありがとうございます。御礼申し上げます。
もしそうでなければ、ご興味がおありならば
お読みくだされば幸いです。
「興味無いよ」って方、また何かしらの機会に
ご縁があればよろしくお願いいたします。
さて、『再会、そして…』は私の実体験を元に
構成した半分事実、半分フィクションの作品、
・・・となるハズでした。
ところが、いざ書き始めてみると・・・。
登場人物たちが勝手にしゃべり、動き出すのです。
こう書くと「コイツ何言ってんの?」と
思われるかもしれません。
例えるなら、スポーツ選手でいう”ゾーンに入る”
といったところでしょうか。
ある種のトランス状態なのかもしれません。
漫画や小説など、創作活動をされている方の
お話として聞いた事はありましたが、まさか
自分が体験するとは思いませんでした。
話の結末については決めていた通りなのですが
(そりゃベースがあるからね)、そこまでに至る
展開は当初の予定とはかなり変わっています。
結果的にはリアル3:フィクション7くらいかな。
一部で古い表現(いまどきメールとかデキ婚とか)が
ありますが、これは元々の出来事がそういう
時代だったので、あえて改変せずにそのままに
しました。そのほうが雰囲気が出るので。
あ!これだけは言及しておきます。
『デキ婚』はフィクションです!
モチーフとなっている方がいらっしゃるので、
名誉のために申し上げておきます。
主人公:千紘に関して言えば、ほぼ100%
フィクションというかファンタジーの存在です。
私の妄想の産物そのものです。
こんな子居ないって、居たら惚れるわ(笑)。
だからなのでしょうか。
彼女は私の頭の中で、想像の海を自由に泳ぎ回り、
ずいぶんと話を変えてしまいました。
とは言うものの、彼女のセリフの中には実際の
やり取りも含まれています。
一方、ヒロイン(笑)孝弘はというと・・・
現実に居るんよな、こういうちょっと無自覚で
無責任なヤツ。悪気があってやってるわけじゃ
ないから余計にタチが悪い。
”優しさ”というのは時に鋭利な刃物以上に人を
傷つけてしまう事があります。世の男性諸氏は
取り扱いには充分注意してくださいね。
(元加害者にして被害者より)
書き始める前は1話~長くても2話目に残りと
あとがきまで書ききって終わるつもりでした。
それが気づけば倍以上の長さに(汗)
1話を書き終わった時点で3話目が必要なのは
見えていたので、2話目以降は一気に全部書いて、
それをコピペして、長さや展開のバランスを
考えて分割する、というわけのわからない
作り方をしています。
それでも後日談の部分が収まりきらず、さらに
分割し大幅に加筆するという、何がしたいのか
さっぱりわからない仕上がりとなっています。
構成力まったくなし!
週刊連載の漫画家さんとかスゴいですね。
毎週の構成・展開だけでなく、単行本になった
時のヤマ場、全体の見せ方まで考えてずっと
描いていらっしゃるわけですから。
私には連載なんてまず無理です。
感服いたします。
今回書いてみて、キャラが勝手に動き出す等
今まで体験したことのない世界を垣間見ました。
ホントに書いてて楽しかったです。
実にいい経験になったと思います。
でもしばらくはご遠慮願いたいです(笑)。
ここまでお付き合いいただきまして、ホントに
ありがとうございました。
もしよろしければ感想などもいただけますと
より励みになります。
(´・ω・)ツマンネ、でも何でも結構です。
読んでいただいた方がどうお感じになったのかが
ぜひ知りたいです。
それにしても・・・。
出勤して店で顔合わせた時は、顔から火が
出るんじゃないかと思うくらい恥ずかしかったです、
メール誤爆した翌日の朝。
(そこガチなんかーい!🤣)
おしまい。
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