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音楽と私#9:Anniversary Song

私がカラオケ(というか歌う事そのもの)が
好き、というのはこれまで何度となく、
色々な記事に書かせていただいた。

カラオケではその場に居合わせた人にある程度
合わせて歌う曲を決めるのだが、中には
”ある人と居る時だけにしか歌わない”歌もある。

まぁ察しのいい方にはすぐにわかるだろう。
その時々の(ってそんなに交際経験ないけど!)
カノジョさんと居る時の”ラブソング”だ。

普段口数がそれほど多くもない、愛情表現も
そう得意ではない私のようなタイプにとって
”歌”というものはストレートに感情を
表現出来る貴重な手段、というわけである。

で、あるのだが。

そもそもカラオケって何をしに行くかというと
”遊びに”行くわけで・・・。
そんな中、あれやこれやと色んな歌を歌いつつ、
そんなカタチでラブソングなんぞ入れたところで
まぁこれが残念ながら大して響かない。

せめてムードくらい作れよ!という声も聞こえて
きそうだが、うん、まぁ、そうね、相手は
そんな事気にしないでカラオケ楽しんでるので、
ほら、まぁ、ムズカシイよね、という感じで
ちょっとばかり困っている。
何かいいアイディアがあれば教えて頂きたい。

割とね、本気でね、感情込めてるつもりでね、
頑張ってね、歌ってるんですよね・・・。
上手いかどうかはともかくとしてね。


気を取り直して。

私には”そのテ”の持ち歌が何曲かあるのだが、
その中でも特にお気に入りの曲をご紹介しよう。

シンガーソングライター”樋口了一”さんの
『Anniversary Song』という曲だ。

この曲、そういった事はまったく関係のない
ところで聞き覚えのある方もいらっしゃるかも
しれない。

というのもこの曲、俳優・大泉洋さんの出世作と
なった北海道ローカルのバラエティ番組である
『水曜どうでしょう』の中で樋口了一さん自身が
歌い、それをたった1回聴いただけの大泉さんが
歌わされるという、いかにも『水どう』らしい
ムチャ振りに使われた事があるのだ。

私がこの曲を最初に知ったのも実はこの『水どう』
だった。
その後別の機会に改めて聴くことがあり、
その歌詞に惚れ込んで歌えるように練習した。

ただこの曲、所々で独特のメロディラインや
テンポを取る部分があり、なかなか難しい。
なかなかカラオケでもいい得点が出せない。
私のこの曲での目標は90点だ。


私がこの曲に魅かれた部分でもある歌詞。
その内容は恋人同士が日常の様々な出来事を
タイトル通り”記念日(Anniversary)”として
その心に刻んでいく、というものだ。

私よりももっと若い世代の人たちにこそ
似合う曲だと思うのだが、この曲の歌詞の中に
私が大好きな一節がある。

Anniversary  Anniversary
いい歌も出来るよ
君が僕の未来に
ハモり続けていてくれるならば

作詞:樋口了一

カラオケという場でのちょっとしたアピールには
最適な歌詞ではないだろうか。

私がこれを歌っている時に込める思いはまさに
歌詞の通りで、いつまでも一緒に歌ってくれる、
そういう関係を続けていたい、というものだ。


樋口了一さんの曲はこうした日常を切り取って
そこに様々な思いを綴っていく、そんな
素敵な曲が豊富だ。

もし機会があれば一度聴いてみていただきたい。

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