いつも、見てる:散文詩と私
キミ 最近さ
すごく イイ顔 してるよね
うん ボク 知ってるよ
キミ 今 恋 してるんだよね
クラスの 1番前の ポニーテール
キミ いつも 見てるよね
スラッとした 細い腕
キレイな黒髪の 学年一の秀才
あのコを見てる キミの瞳
とっても 輝いてるよ
え? 何?
手紙書いたの?
そっか いよいよなんだね
もちろん 応援してるよ ボク
きっと 大丈夫
だって ボク 知ってるよ
キミの いいトコロ
いっぱい 知ってるよ
だから きっと 大丈夫
きっと うまくいくよ
そう きっと 大丈夫
だって ボク 見てたから
キミのこと
ずっと 見てたから
でも きっと
ボクじゃ ダメだよね
だって ボクは・・・
【あとがき】
多様性の世の中ですからねぇ。
「ボクじゃ ダメ」なのはどうして?
男の子、なんですかね?
女の子、なんですかね?
ボクは、キミは、あのコは・・・。
私の大好きだったサッカー選手
ロベルト・バッジョの愛称は
『コディーノ(親愛なるポニーテール)』でした。
こんなヤツもいますしね。
《タイトルイラスト:ソー様》
お借りさせていただきました。
ありがとうございます。
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