ゲームと私[番外編]:Beepフォーエバー
私が日頃ダラダラと思いの丈を綴っている雑記。
その中でも私が幼少の頃からどうゲームと
関わってきたか、あるいは特に印象に残っている
ゲームなどを『ゲームと私』というタイトルで
不定期に記事にしている。
そんな私のゲーム関連に時々”スキ”してくださる
方がいらっしゃるのでご紹介したい。
”かわぐちようじ(川口洋司)”さんという方だ。
川口氏は私たちの世代にとっては非常に
関わりの深い方だ。
というのも、川口氏は日本初のゲーム雑誌
『Beep』のライターのお一人で、のちに
編集長になられたお方だからだ。
Beepはファミコンなどの専門誌が生まれるよりも
一足先に登場した。
それまでビデオゲームといえぱ『LOGiN』や
『マイコンBASICマガジン(ベーマガ)』といった
パソコン誌の1コーナーとして扱われているのが
せいぜいだった(厳密に言えばPCゲームもビデオ
ゲームなのだが上記2誌はゲーム”専門”ではない)。
それまでは少年ジャンプやコロコロコミックの
巻頭に数ページだけという情報と、ウワサや
クチコミなどを頼りに必死に遊んでいたゲーム。
それを専門的に扱う雑誌がいつも遊びに行ってた
ゲーセンの隣の本屋にある日置いてあったのだ。
パラッと立ち読みしただけでその内容に惹かれ、
ゲーム代は書籍代になった。
そこには当時のゲーム少年なら誰もが欲した
『ドルアーガの塔』の情報が載っていたのだ。
Beepはファミコンとアーケード、両方の記事が
一度に手に入る数少ない雑誌だった。
小学校高学年~中学の頃の私はのちにそれぞれの
専門誌である『ファミリーコンピュータMagazine』
『ゲーメスト』へと移行するまではBeepを
読んでいたし、上記2誌を定期的に購読するように
なったあとも度々Beepを購入していた。
それはBeepに時々ついてくる付録狙いだった。
そう、”ソノシート”だ。
当時まだビデオゲームミュージック(VGM)が
一般的ではなく、CDもまだ生まれる前。
幸い我が家には子供向けの簡素なレコード
プレイヤーがあったため、好きなゲームの曲を
こうして聴けるのはとても嬉しかったのだ。
またBeepはアナログゲーム(当時の紙面では
ペーパーゲームと記されていた)なども扱っており、
付録に軽めのウォーシミュレーションゲームが
付いてきたこともある。全部切り離すのは
なかなか大変だったな、アレ・・・。
読者参加企画などもあり、これらではあの
『コンプティーク』を先取っていたような
ところもあったように思う。
こうしてゲーム少年に少なからず影響を与えた
Beepは、他誌がファミコンに傾倒していく中で
一人SEGAの道を歩んでいく。
カッコいいぜBeep。道は違えたけどね。
それから数年後、社会人になり格闘ゲームに
のめり込んでいた私は再び川口氏が企画に
携わった雑誌にお世話になる。
『ザ・プレイステーション』である。
この当時、私は”鉄拳3”ひと筋だった。
鉄拳の攻略情報では間違いなくザ・プレの
鉄拳攻略班『秘密結社卍党』が最先端だった。
鉄拳3全国大会の大阪予選では実際に記者の方に
お会いする機会などもあり、私はすっかり
ザ・プレのファンになっていたのをよく覚えている。
今なおゲーム業界に携わり続け、精力的に
活動なさっている川口氏。
そんな川口氏にゲーム関連の記事へ”スキ”を
いただけるのはホントに励みになります。
今後ともよろしくお願いします。
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