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伊達の歴史#4 伊達の養蚕を支えた人物②

みなさんこんにちは!伊達の歴史を紹介する者です。
福島県の北部に位置する伊達の歴史を紹介しています。

今回は前回の続きで伊達の養蚕を支えた人物について紹介したいと思います。

安田利作やすだりさく

安田利作は現在の伊達市霊山町掛田地区出身の人物です。
どんなことを行なった人物なのでしょうか。2つ紹介したいと思います。

掛田折返し糸かけだおりかえしいと

掛田折返し糸とは慶應2年(1866)安田利作が考案した輸入向けの商品です。
それまで輸入用の糸は和紙に包んで量り売りで販売していました。しかし、和紙に砂を入れ重さを偽造するずるい人が出始めました。そこで、安田利作は和紙に包んで販売する方法から糸を捻って販売する方法を考案しました。これが掛田折返し糸です。(画像がなかったため気になる方はネットで検索してみてください。すみません)

掛田折り返し糸は諸国から高い評価を受けました。


掛田養蚕伝習所かけだようさんでんしゅうじょ

安田利作たちは明治14年(1881)に掛田養蚕伝習所を創設しました。明治20年(1887)には生徒数が79名になり、北は岩手、南は鹿児島など全国各地から受講しに来る生徒がいました。しかし、明治19年(1886)には東京に国立の蚕業講習所ができ、各都道府県にも養蚕学校が設置されたため明治27年(1894)には閉所となりました。最終的な生徒数は2000名に達したそうです。


最後に

今回も読んでくださりありがとうございました!伊達の養蚕のことを少しでも知っていただけたら嬉しいです。

次回は、12月2日に投稿予定です。よろしくお願いします!

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